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晴れた空の下久々にカワセミの写真が取れた。
川辺の宝石とも言われる、深緑に輝く羽根を見せて岩角から水面下を窺っている。
最近まで草が生い茂った巴川の川岸は、こちらが見つける前に気配を悟られて、川面をすれすれに飛び去る姿ばかりであったが、秋口から始まった草刈のため、人の気配に気付いていても、食事のためにはぎりぎり我慢をしなければならないようだ。
川岸の石の上から水に飛び込む瞬間を待っていたのだが、向こうも此方の立ち去るのを待っていたようだ。両者の思惑が一致せず、結局は下流に飛び去って仕切り直しになってしまった。
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