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2011年1月23日 (日)

本当は飛びたくない?

025 .

いつも散歩に向かう麻機沼はむかし捨てた塵からダイオキシンが出るので、いま土を入れ替える工事で騒然としている。

その音や作業者に慣れたのか、普段は池の真ん中にいて人を見ると集団で逃げ回って何時バンがすぐそばの草地に上がってきて餌を啄ばんでいる。

口ばしの上が白いほか全身真っ黒、そして、体つきが丸っこい感じのこの鳥、静岡では十一月過ぎにやってくる冬鳥である。

015 この鳥は、空を飛ぶことはもちろん、水の上を泳ぎ、水草の上を大きな足で歩くうえ、水中に潜るなど五種競技の選手のように水鳥の万能選手と言ったところがある。

人間は、むかしから鳥を見て、空を飛び水に潜ることに憧れてきた。

さまざまな機械を作って来たが、音がやかましく急旋回できないなど、なかなかバンのようにはなれないでいる。

しかし、バンを初め鳥にとって空を飛び水に潜ると言うことは、その他のことを犠牲にして成り立っており、本来なら人間のように陸上にだけ居たいのではないかと思う。

その証拠としては、沖縄のヤンバルクイナやニュージランドのキウイのように天敵が居なければ、空を飛ぶことを捨てて、地上で美味しい食べ物をとって、丸々と太る道を選んでいることからも分かる。

「鳥類はどんなに躾けても糞だけはどうしようも出来ない」と聞いたことがあるが、それは、体重を重くしないため、骨密度をさげ、食べ物が体内にとどままらせないためだという。

人間で言えば、太った体型ではモデルが出来ないのと同じである。

満腹で動くのも嫌になるほど食べたいだろうな、と思うと鳥の苦労が分かり、人間でよかったと思うこのごろである。

これは「どうせ飛べない人」の言うこと

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