右を向いても左を見ても
またまた散歩中に出会った生き物を擬人化して見ていた。
水位が低くなって出来た麻機沼の堆積物の上に力関係から言って上位になる鵜がほかの鳥を寄せ付けず一番良い場所を独占し、羽根を広げて日光浴をしていた。
そのさまを見て思うのは「見てみて、カラスの濡れ羽色ってのがあるけど、私のほうがもっといいでしょう。ね~よく見てよ」と周りの鴨や仲間の鵜に一張羅の羽根を見せびらかしている。
しかし、まわりの鴨たちは、羽根を広げている鵜を見張りにして頭をうずめて夜働きの疲れを癒している。また、隣の鵜にいたってはそっぽを向いて見もしない。
それでも、自己満足に浸った鵜は、羽根をたたもうともしないで右に向いたり左を見ては一生懸命呼びかけている。
そういえば、今度の国会を前にあちこちの政党に協力をお願いした民主党に置き換えてみても不思議無い光景に見えた。
映画唐獅子牡丹の主題歌にこんなのがあったっけ
右をむいても 左を見ても
馬鹿と阿呆のからみあい
、、、、 何所に国民の思いがある。 ってね
.
滅多に氷点下にはならないここ静岡では、北のほうから雪のかけらが飛んできても”風花”だといって騒ぎ、田んぼなどで土に含まれた水分が凍りでもしようものなら、足で踏んでパリンッと割れる音が面白いといって通学路から外れてしまう子もいる。
そんななか、一年で一番寒いというこのごろ、野だめの水槽にごく薄い氷が張っていたが、昼近くなると縁から溶けたようでぷかぷかと風を受けて揺れていた。
子供の目を逃れた氷。そっと引き上げてみると縁のほうがノコギリの歯のように規則正しくぎざぎざになっている。
こんな溶けかたをするなんてこの歳になってはじめて知った。
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コメント
星さま
身体の大きさ(議席の多さ)で権力を握っているものの、、、、と言ったところですね。
民主党も紆余曲折で念願の権力を取ったものの自民党以上に党内権力の争いはみっともない。
そういえば、全学連の崩壊もそうでした。
投稿: オラケタル | 2011年1月30日 (日) 21時08分
まさに与野党の構図。
撥水性がないので広げて乾かさざるを得ない。誇らしげに見えるが 疎い。
周りの連中も堆積物に昇りたいが ばらばらで ギャーギャー鳴くだけ
追記、そっぽを向いているのもいますね
投稿: 星 | 2011年1月30日 (日) 08時18分