ねこねこおんぼ
水辺の岸にネコヤナギの花芽が吹き出しているのを見つけた。葉はその後から出てくるもので、花芽の下にかすかに緑色したものがそれである。
ここ二~三日の陽気に誘われたかのように、ねずみ色した毛皮のように柔らかくて艶々とした花芽が一斉に膨らんできている。
まさに、童謡の「小さい秋みつけた」を言い換えて「小さい春をみつけた」であろう。
秋のなんとなく物悲しさにたいして、春の訪れは心浮き立つものがある。
しかし、花芽の先端にいままでつけていた固い皮をつけ、本当に春が来たのかと迷っているような様子がおもしろい。
三寒四温の季節に入って、まだこれからも寒い日が何度も来ることだろうに、植物は一度脱ぎ捨てた防寒具は二度と切ることが出来ないのだ。
飛騨では、この花芽をネコネコオンボといい、指で揉んで柔らかくして長さを競う遊びもあったが、そのときの遊び歌に
「ねこねこおんぼ ねこおんぼ ね~こになれ ととになれ」というもので、”ねこおんぼ”とは猫の尻尾という意味であり、”とと”は魚を意味したと思う
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コメント
おばさま
本当に#春よこいですね。
酷暑から一気に冬になった昨年のような急激な変化は日本人には似合いません。
投稿: オラケタル | 2011年2月 9日 (水) 21時54分
昨夜は恵みの雨でした。
植物も生き返ったようです。
宮崎県の方には、お見舞い申し上げます・・・が
雨が欲しいと願っていました。
ネコヤナギも芽を吹きましたか??
ものですね。
早く来い
確かに春の訪れは嬉しい
春よ来い
投稿: おばさん | 2011年2月 9日 (水) 20時22分