土いじり
「冬の土用も明けたんで ちぃっと土いじりをしておこうかなと思ってさ、、、」
紅梅の咲く畑に夫婦で鍬を入れていた。
土用の間は土いじりをするな。というのは中国から伝わった陰陽五行説によるもので、年に四回ある土用の間は土をつかさどる”土公神”怒りを買うのでするものではないと言い、神宮暦にもそう書いてある、、、。
いまのように仕事が機械化されていなかった時代には、土木工事を始め畑仕事にしても土を動かすということは重労働であり、季節の変わり目に体調を壊すようなことはするな。という意味があったようだとの説があってのことだそうだ。
それにしても、これだけ雨が降らないと耕すには良いかもしれないが、種を蒔くことができない。
八百屋の店頭には、葉っぱが赤くなったキャベツや株の小さい白菜が高値で並んでいる。レタスも固くてごわごわしているものしかない。
これで作付けが出来なければ、、、、、、、端境期の野菜もどうなることやら
.
夕方になって、ぱらぱらと降っていた雨が少しばかり勢いを増したかと思ったがすでに止んでしまっている。
このまま終われば、まさに焼け石に水。降雨量には計上されないこと間違いなし、、、。
北陸地方は異常な積雪を記録しているというのに、、、、そろそろこちらでは雨乞いの儀式を行わねばなるまい、、、。
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