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2011年3月20日 (日)

沼の魚に転勤辞令

008 .名残の梅と富士 梶原山から

梅は咲いたか 桜はまだかいな

   柳なよなよ風しだい

山吹ゃ浮気で色ばっかり しょんがいな

俗曲のなかにこんなのがあって、宴席に芸者が呼べたころ聞いて憶えたひとふしである。

丁度いまがその季節なのか、、、、、、、

暖国 静岡では梅の花散ってしまい、残り花も僅かになった中で、桜の基準としている染井吉野はまだつぼみが膨らみだした頃、今年は寒波のためかほかの花も遅いので、、、当然桜もと思っていたが、今日、静岡の観測木が何輪か咲いたとて、開花宣言を出したそうだ。

これは、全国に先駆けて今年一番早い開花宣言だそうで、城北公園や梶原山の桜を見てもまだまだと思っていた。

018 なよなよと風にそよぐ萌黄のやなぎ

一方で、麻機のしだれ柳は少し前から新芽が吹き出し、日に日に萌黄みどりの色合いを濃くしている。

沼の魚の引越し

035_2 .

そんな中で、沼の底土を入れ替える作業は二年目を迎え、新しく工事にかかって排水をしている現場では、逃げそこなった魚の移動をするため、ゴム長のズボンを履いた作業者が大きなタモを持って水溜りをかき混ぜている。

人間で言えば、人事異動で転勤辞令が出たと同じで嫌でも動かなければならない。

遠目で見る限りでは、尺を越える大きな魚ばかりを救出しているようで小さなものはこの網目を通りぬけてしまうのだが、小物は官庁人事と同じで、新聞の片隅のも載らなくなった。

あわれ、取り残された小さな魚、鯉や鮒をはじめハヤッコなどは鷺や鵜の餌になるらしく、仕切りになった鋼矢板の上には鵜が並んで作業を見つめている。

そして、こんな仕事なら楽しみ半分にやってみたいもんだと、うらやましく眺めている自分がいる。

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