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2011年3月19日 (土)

吹き飛ばされまいと

002 .

004_2 午前中の富士山に笠雲がかかっていたので、久しぶりに梶原山からの富士山を見ようと出かけてみたが、着いたときには笠が消滅し、ただの富士山でしかなかった。

山頂は強い西風が吹き、天候を悪くしようとした低気圧の進入を阻止したようだ。

その勢いを駆ってか、舞い始めた黄揚羽が地面すれすれにしか咲いていないタンポポに掴まっているのさえ気に入らないようで、吹き飛ばそうと懸命になり、黄揚羽のほうも飛ばされまいと、身体を横倒しにされても離れないように頑張っていた。

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「ええ、別に構いませんよ。普段でもほとんど行ったことないんだから」静岡まつりが今回の地震で亡くなった犠牲者に哀悼の意を表して中止に踏み切ったそうだ。

引き続いて、浜松の同様の処置を取ったそうだ。

もともと静岡のまつりは、古い昔から延々と続けられてきたものでなく、戦後も19年以上たってから始められたようで、勤めていた市内の会社もその日を休みにしてまで協力している風にも見えなかったので、始めてみたのは静岡に来て、日曜と重なった5年ほどしてからだった。

そのときの印象は、古い伝統といわれるものが一切無くガッカリしたのを憶えている。

この風潮は、全国的なものなんだろうか。考えてみると少し不思議な気がする。

なんでも横並びの国、日本は周りを見ながらでないと物事が進まない。先日来のテレビも何処を回しても同じだったように、まつりまで横ならびにしようとしているのではないだろうか。

これでは、暗い日本がますます暗く沈み込む「震災シンドローム」になっていくような気がしてならない。

戦後、日本中が焼け野原になって、戦争で死んだ人が日本人だけでも200万人以上ともいわれていたときはもっと明るかったような気がする。

町には朗らかな「りんごの歌」が流れ、その後、岡晴男の「東京の花売り娘」笠置しず子の「東京ブギウギ」など明るい歌が戦後の復興とともに歌われたが、誰も不謹慎だとは言わなかったはず。

国民全てが自粛自粛で復興が出来るものだろうか。

抗弁するようだが、日本は毎年三万人を越える人が自殺という手段で命を絶っている。しかし、それに対して哀悼の意を表する人はその家族を含めて僅かな人しかいない。

事故と天災は違うという人もいるにはいるだろうけど、雷に打たれた人が一人だったならどうだろう、、、いずれにしろ人の死には変わりないはず、、、、

あえて、世間という誰が作ったかわからない風に吹き飛ばされないように

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コメント

慶さん
廿日会祭は神事だからやるそうですが、お練りは中止だそうです。
浅間とは火の山の神様で、この辺では富士山を指すのですが、荒ぶる神を鎮めるための神事ですから、これをやめたら今度は富士山噴火にでも繫がりかねませんので、、、、

人に迷惑のかけない楽しみは、ぜひやったほうが良いでしょう。
自粛自粛で経済をこれ以上悪くする必要は有りません。
わたしも、青森でねぷたが行われるようなら前々から招待されていますので、慰めを兼ねて行きたいものと思ってる所です。

投稿: オラケタル | 2011年3月20日 (日) 09時37分

そうですね。なんだかすっきりしました。不必要な電気を使ったり物を買ったりをしないようにして、楽しむことは楽しんで来ようと思います。でも、セリーグのやり方は???です。少なくとも停電があるわけですから、無理ですよね。パリーグに合わせて、それこそ、不必要な試合はしなくてもいいんじゃない?高校野球や他の全国大会も場所があれば、やった方がいいと思います。ただ、高校野球の応援の仕方はどうかなと思います。TVでも放送するので、地元で応援したければすればいいし。
静岡祭りは完全に商業ベースですよね。昔は駿府公園からお浅間さんにお練りが出て、もともとは浅間神社の廿日え祭ですから。だんだん呉服町を通るだとか交通規制の場所も広くなりましたけど、昔はお練りを通す時だけでしたよ。夏のフェスタ静岡もそうですけど、無理やり作ったお祭りですね。今年は廿日え祭を見れたらみたいなと思います。毎年あまりの人出に見れなかったですけど、逆にチャンスかもしれないです。

投稿: | 2011年3月19日 (土) 22時57分

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