親指姫もいて
咲いた咲いた チューリップの花が
ならんだならんだ あかしろ黄色
どの花みても きれいだな
雪国富山では、五月の初旬が砺波のチューリップフェアーで広い会場はもとより周りのチューリップ畑にも赤白黄色ととりどりの花が咲き乱れていたものだが、こちらでは、それに一ヶ月ほど先駆けて咲いている。
童謡にもあるように、どの花見ても形を崩さず綺麗に咲き揃っている。
このチューリップについては、1,630年代にヨーロッパで大ブームを起こし、大邸宅よりも高い値段で取引されたものの、1,637年になって買い手が付かなくなった途端大暴落し、多くの破産者を出すというチューリップバブルと言う現象を生んだことで有名である。
以後は、そんなに注目される花ではなくなったものの、愛好家がまだ沢山いて、昭和40年代まで輸出のため、新潟や富山では花畑のほか、球根を取るチューリップは花が咲き出したとき、花の部分だけを摘み取って川に流したため、畑といわず川と言わず、さまざまな色で作った花の絨毯で埋め尽くされたものである。
最近では川に物を投げ捨てることが禁止されているようなので、、、チューリップは別かな?
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また親指姫は、この花の中で生まれたと言うアンデルセン童話があって、子供の絵本にも載っていたのを見た。
開ききった花びらはシルクのようにきらきらと光り輝き、中を見れば、白い雌しべが、いかにもお姫様を思わせる雰囲気で立っている。
蛙やモグラがお嫁さんに欲しいと執念を燃やし、それを救ったツバメだが、その後出てきた花の国の王子さまに横取りされたような結末を迎えるなど、自分のブログ同様なんとも取りとめのない結末を迎える。
燕の心境は花嫁の父と言ったところか、、、、
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今日は、静岡市の小中学校の入学式。新一年生の親から見れば、子供は親指姫同様、将来のお婿さんの心配を晴れ姿を通して、、、、、、、、こんな時期に、はや、心配し始めているかも
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コメント
おばさま
親指姫の絵本は娘に買ってあげたうちの一冊で、何回も読まされましたが、子供の印象はどうあれ、ほかの童話に比べ、あまり好きではありませんでした。
蛙やモグラを悪い生き物に見立て、燕を利用した自分勝手なお姫様と言った印象。
もっとも、最近になって怖ろしい童話、怖い童話などと言う本も出ていて、、、、、
そんな、思惑とは別に種を地面に植えておけばこの時期に必ず咲いてくれるチューリップ、肥料のことも文句言わずに、律儀でけなげですね
投稿: オラケタル | 2011年4月 7日 (木) 22時06分
ピカッとサリーさん
いろいろな一年生がいますが、中でも小学校と言うのは特別なものを感じます。
子供はもちろん、親のほうが舞い上がって、桜の下に連れて行ってカメラやビデオに収め、、、、いいですね。
幸せを独り占めしたようで、、、。
富山のチューリップは、飛騨から一時間あまりのところだったので子供を連れてよく出かけました。
その頃は新潟が一番盛んだったようでしたが、、近場でごまかしました。
投稿: オラケタル | 2011年4月 7日 (木) 21時57分
アンデルセン童話・親指姫
思い出しました。
子供のころ 花の絵はすべてチューリップだったと
思います。それだけ親しまれた花なんでしょうね。
すぐにお辞儀して、なかなか水揚げが難しい花だと
感じています。
球根を植えたままですが、時期がくれば
ちゃんと咲いてくれる我が家のチューリップです。
投稿: おばさん | 2011年4月 7日 (木) 21時25分
こんばんわ
昨日は、入学式で清水も午前と午後に分かれ
にぎやかでしたよ~^^
今になって思うとこんな時期の期待に満ちた子どもの
目が幸せに満ちていたことなど忘れてしまっていました。
チューリップはオランダが有名ですが~
富山のチューリップも有名ですネ♪
真っ赤な花弁綺麗ですね!
デモ花が開き首が曲がりながらも一生懸命咲き続けているチューリップの姿もステキですよ~^^
童話と童謡久しぶりに思い出させていただきました。
投稿: ピカッとサリー | 2011年4月 7日 (木) 21時04分