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2011年4月21日 (木)

また季節がひとつ

011z .

026z さくら(染井吉野)の花も散って里の季節は初夏へと一コマ回転した。

”目に青葉 山ホトトギス 初鰹”という句もあるが、自分は芭蕉の「あらとうと 青葉若葉に 日の光り」と言う句のほうが実感として感じる。というのは、初鰹にそれほど執着しなかった地方で育ったためであろうか、、、。

手の届かない高みの梢を黄緑色に染めて風にそよぐケヤキの新芽はいかにも爽やか、、、

030 深い森の中で、日の光りを求めるようにして芽を伸ばす樫の木の新芽はゲーテではないが「もっと光りを、、」と言っているようにも感じてしまう。

ゲーテのこの言葉は臨終の際に語られた言葉として残されているが、力尽きていく間際、目が見えなくなって暗くなっていくので発せられたものと思う。

しかし、後世のだれかが、「この深く絶望的な世の中にもっと光りを、、」と言う意味で言った。さすがに哲人は奥深いことを言う。と言いたかったようだ。

それはさておき、夏になって固く、黒く猛々しいまでにした葉からは想像できないほど初々しい若みどりには心が洗われるものがある。

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今日、菅総理が被災地を視察し、避難所で「ごくろうさん」 と言っただけで通り過ぎようとして抗議されていたが、「この絶望的な状況にもっと目処をつけて欲しい」と言う住民の要望に応えることが出来なかった

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