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2011年4月29日 (金)

出番を待つ

002 .

暑さ寒さも彼岸までって言うけれど、日脚もどんどん伸びて朝は五時以前に日が昇り、夕日が山の端に隠れるのも六時半となり、夕食後に夕陽に映える富士を見ることが出来るようになった。

霞み立つ日が多くなると、富士山も滅多に顔を出す日が少なくなるなか、珍しく雪で厚化粧をした富士を見ることが出来た。

静岡から見ると、富士山頂は平ではなく、中央に最高峰の剣が峰が突出しており、むかしの行者は富士曼荼羅にこの場所を大日如来に模したそうだ。

国道一号のバイパスの高架下を通して、赤く燃えた富士は、手前の暗い山の襟元に顔をうずめ、一見恥ずかしそうにみえる。

005_2  遠く富士はまだ顔を赤らめているが、足元はうす闇がひたひたとせまり夜の世界に引き込まれ、夜咲く花”コマツヨイグサ”が出番をもどかしそうに待っている。

この花は、地面を這うようにして勢力を広げ、今頃の時期から花を咲かせる。

黄色い花は、夜の僅かな明かりにも目立つようで、名前の通り三センチほど、マツヨイグサでは一番小さい花を次々と咲かせている。

しかし、ほかのマツヨイグサ同様、ひと夜花の悲しさ、翌日には別な花と見まがうばかり、橙色に変わって萎んでいくのは哀れを誘う

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