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2011年5月20日 (金)

同じ栴檀でも

016 .

013 落語の子褒めに、ただ酒を飲むには子供が生まれた家に行って、赤ん坊を褒めればよいと、隠居さんから教わった八五郎がうろ覚えの祝い言葉を述べて失敗する様が面白く語られている。

そのとき習ったのが「栴檀は二葉より芳しい、蛇は寸にしてその気をあらわす。私もこういうお子さんにあやかりたい あやかりたい」というものだった。

写真の花の名前は、この落語に出てくる「栴檀」、、、とはちがう、が同じ名前を持つ。

二葉より芳しいのは、白檀の木であり、この花は名前だけの栴檀である。ちょうど、仏法僧という鳥と”ブッポウソウ”となくコノハズクみたいなものであろう。

木の大きさからいって花一粒の大きさはごく小さいものだが、沢山花を咲かすので、遠目にはかなり白く見える。

冬になって、白っぽい実を鈴なりにつけているが、果肉が少ないためだと思うが何時までも鳥の餌になることがなく、風に吹かれて何時までも下がっているところが、この木の特徴である。

八五郎が赤ん坊を見て散々悪口を言った出だしが「栴檀の石は丸く あたしもこういうお子さんに蚊帳つりてぇ~、、、、」といったのは、冬の栴檀の実を見て作った話だったのかもしれないと思うこのごろである。

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