« ひときわ明るく | トップページ | 桑の実はなつかしの味  »

2011年5月15日 (日)

はなたちばなも

038 ,

駿河路や はなたちばなも 茶の匂い”  

037松尾芭蕉の句として、 静岡市内 清水寺の境内に大きな句碑が立っているが、お茶を取引する市内の茶町を別にして、麻機の農道を歩いていると、いまが盛りの蜜柑の花の匂いに圧倒されんばかりのところがある。

よく化粧品の広告で柑橘系というと、爽やかなイメージを意味するが、大きな甘夏の花の匂いは別。

甘くねっとりとした空気は風向きによっては、エレベーターの中のような感じさえすることがある。

五弁の白い花びらを大きく広げ、雌しべの先端に粘つくような粘液をひけらかして虫を誘う。いまようでいう肉食系女子というイメージがするのは、、、、、

.

一昨日、昨日と浜岡原発は政府の要請を受けて稼動をやめ、運転を停止した。

そして、今日になって無事完了したものと思っていたが、19時間もたって5号機の停止の際、冷却水に海水が入って、その後水を切り替えて作業を続けていたことを発表した。

その際、廃炉に至る事故でなかったとも言ったと、テレビで報じ、その後、放射能が出たわけでないので即座に報告するような事故でなかったから、、、というのが19時間遅れて公表した理由だったという。

この放送を聴いて、やっぱり原発は危険だということを改めて認識した。

政府の要請を受けての停止なら、何も慌てふためいて停止したわけではない。それなのに、どうして手違いが起きたのだろう。

この調子では、危惧される巨大地震が起きたとき、建物に被害が出来て緊急停止しなければならなかったとすれば、福島の原発同様なことにならないという保障は無い。

それなのに、地元御前崎だけが「地元に相談もせずに停めるとは何事か」と息を巻いている。作る場合はどうあれ、危険を予防するために停めるときは地元に相談する必要があるのだろうか。

浜岡原発が、震源地の真上に建っていることが問題であり、そのことが分かっていながら特別交付金ほしさに、更なる増設を要望した地元に相談して、結論が簡単に出てくるはずが無い。

もし、福島同様の被害がでた場合、その被害は西からの偏西風であっという間に静岡はおろか神奈川、東京に行ってしまう。

.

隠蔽体質は、残念ながら東電の専売特許ではない。

「大丈夫 だいじょうぶ!」といいながら、福島第一はメルトダウンを起こしたことを認め、事故から二ヶ月もたって福島原発の北西の町が30km圏外でありながら、避難をしなければならなくなったことを、身に染みて考えなければならない。

|

« ひときわ明るく | トップページ | 桑の実はなつかしの味  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/51679877

この記事へのトラックバック一覧です: はなたちばなも:

« ひときわ明るく | トップページ | 桑の実はなつかしの味  »