凝りすぎてやしませんか!
暗緑色のハート型の葉っぱに濃い紫の花。そばにはゲンジスミレと立て札があった。
「どこから来た名前だろうね」ふつう源氏と平家なら、赤白なんだけど、、、
「ひょっとして源氏物語?」「ふ~ん、そういえば紫の上ってのもあったね」
そんな会話の後、かえって調べてみると、やはり源氏物語から取られたことがわかった。
それも、葉っぱの裏が紫色をしているところから、源氏物語の作者。紫式部に例えての事だと言う話し、、、、葉っぱの裏だって「少し凝りすぎていませんか」、ってんだ。
素直に紫の上の印象で良かったのに、、、そうすると、またちょっと違うのかな?
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今日は雨。外には買い物以外に外出せず、源氏物語のあらすじで「若紫」を見る。
源氏物語は、貴族を中心にした物語で、庶民といわれる人々を踏みつけにした時代で、恋だの愛だのと遊び呆けていた人々の話であり、庶民は奴隷同然にみなし、一顧だにしていないところから、嫌いな物語の一つであり、その後に出てくる平家物語など武家が台頭する要因を作った、物語なので読んだことは無い。
この、若紫が後ほど紫の上になるそうだが、憧れの人に似ていたからといって(実際は憧れの人の姪っ子)十歳前後の子供を育てていた尼さんの反対にもかかわらず引き取り、自分好みに育てるなどという反吐の吐きそうな話を書いている。
写真の斑入りゲンジスミレは自然には無い種類であり、園芸種だとも書いてあったが、その点でも「紫の上」に似ているようで、一枚だけ葉裏の紫をを見せているのは袂を翻しているかのように見えた。 が
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コメント
慶さん
斑入りのゲンジスミレは自然界に無いそうですから、園芸品種でしょうね。
わたしも、そばに立て札がなければ、ほかの花と思っていたのでしたが、、、
とにかく園芸種は、手を加えすぎています。まるで、創造主を冒涜するかのように、、、、
手を加えたのなら、菊の花のように自然界に無い名前にすればよいのにと思ってしまいますね。
投稿: オラケタル | 2011年5月12日 (木) 21時21分
この、スミレは園芸品種でしょうか。葉がちょっと雪の下のように分厚い感じですね。野にあるゲンジスミレは花が薄紫だし。この品種を作った人が作ったいわゆる「源氏名」でしょうか。薔薇の名前も時々どこがっていうのがありますね。最近園芸品種の花色が、その花らしくない、作り物のような色のものが多くなって、違和感があります。クレマチスの八重がボタンの花を汚くしたような(失礼!縮みが入っている)ものがあったり。もう少し、シンプルでいいんじゃないというのは、いつも感じます。
投稿: 慶 | 2011年5月12日 (木) 09時40分