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2011年5月 1日 (日)

環境が良すぎると

001 .

狭い庭にも雑草といわれる草草が生えだしてきたので、蚊に食われ出す前に一度始末しておこうと雨が振り出すまでの僅かな間草むしりに励んだ。

その中の一つにオオバコがあった。草の割りに葉が大きいことから大葉古とも書かれ、牛車や荷車の通る道端に生えるところから車前草とも言われてきたが、昨日の茅萱同様背丈の高い草に負けてしまう弱い草でもある。

そして、草むしりをしていて思ったのは、普段人に踏まれている場所に生えているオオバコは指で摘まんで抜こうとしても中々抜けず、無理をすれば葉っぱは毟れても根が残る。

それに対して、踏まれない場所に生えているオオバコは簡単に根っこごとすっぽりと抜けてしまう。やっぱり雑草といわれる草は踏まれてこそ値打ちが出るものだなぁと、改めて感心する。

”草魂”をキャッチネームにしたピッチャーがいたが、、、、

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今日はメーデー。連合系の組合が東北地方大震災を機に自粛を名目に中止したが、その他の組合では小規模ながら開催したところもあり、静岡でも駿府公園で集会がもたれたようだ。

自分も昨年までは、駿府公園に行きかげながら見に行っていたが、空の具合をみていくのを止めた。

労働者を辞めて10年以上になるし、労働組合員というものは30数年前に脱退したきりだが、やはり、雨さえ降らなければ遠目に参加?してきた。

メーデーは、1,886年5月1日、アメリカで8時間労働を要求してストライキに入った日を記念して作られた労働者の国際連帯を強めるための日であり、日本でも大正になって行われ始めたが、1,936年2,26事件をきっかけに禁止された。

その後、敗戦によりGHQが許可して復活したが、自分たちで勝ち取った権利で無いだけに次第に腑抜け状態になり、労働組合が総評から連合という組織に大半がまとまると、闘うメーデーからお祭りになり、5月1日の意味さえ連休に関係のない日へと変更し、自粛で中止となってしまった。

前にも書いたが、理念の無い行事は当然廃止してしかるべきであり、労働者の苦しみを理解できず、自身の栄達を願うだけが能の組合幹部に支配された組織は、、、、、、、、、

ふかふかの土に根を張る雑草同様、あまりにも環境がよすぎる地には人も弱弱しくなってしまうものだ。

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コメント

慶さん
オオバコ、踏まれても蹴られても、、、なんと強い草かと思ってしまいますが、それが繁殖の前提とはすさまじい生き様ですね。
ふりかえって、自分の人生を見ると嫌なことは出来るだけ避けて逃げ回ってきたのかもしれないと思うこのごろです。
しかし、他人には厳しく自分には甘くがなかなか抜けないものです。

投稿: オラケタル | 2011年5月 3日 (火) 22時15分

オオバコは踏みつけられない場所だと、他の草に負けてしまうのだそうですね。なんでもその昔は馬車などの車輪に舗装のなかったころの車の車輪に種がついて運ばれる仕組みになっていて、強い力で踏まれることで種が車輪にくっつくのだそうですね。今は精々人の足?犬の足?ですから、オオバコには受難なのかもしれないですね。
園芸品種も強く育てるには、水がないと根を張るので、一度乾いて水がないという時間がないと駄目なのだそうです。それを聞いた時、子育ては少し寒く少しひもじく…を思い出しました。

投稿: | 2011年5月 3日 (火) 21時52分

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