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2011年6月21日 (火)

この田は豊年?

007 .

我が家から1kmと少し離れ、周りを住宅に囲まれた千代田の田んぼに今年もホウネンエビが戻ってきた。漢字で書けば「豊年海老」となり、豊年も海老も日本ではめでたい存在であり、その両方を掛け持っている珍しい生き物である。

021 .ガラスの器に入れて写してみると

011 体長、1cm少しとごく小さく、これといった防御方法も無いのに2億年前から姿を変えず生き残っているということは、案外生命力の強い生物である。

さらに、拡大してみると雄だといわれる個体には雌を捕まえる角みたいなのが突き出しており、カンブリア紀に栄えたアノマロカリスを思わせる雰囲気があり、いかにも古代の生物と言った雰囲気充分、、、

緑色の細かい足を小きざみに動かして移動し、時には背面泳ぎになって泳いでいる。目は先端両側に突き出しているがまるで身体から飛び出して離れているのでは無いかとも見られ、尻尾は赤く二股に分かれている。

毎年田んぼの水がぬるむこの時期に発生するが、本によると一ヶ月ほどの寿命だと言う。そして、卵を産むのだが、この卵が強いようで田んぼが干上げっても、重機などで踏まれても堪えないそうで、雨で出来た道端の水溜りで発生いしたれいもあるという。

この虫が発生すると豊年になると言ういわれは、田んぼが肥沃なところに出てくると思われたことによる。しかし、現代では農薬によって死滅させられていることから、豊年海老が発生する田んぼは農薬が少ないか無農薬の田んぼの証明になっている。

この生き物、田んぼにあっては細かすぎるうえ焦点が合わせ難いので、掬い取ってきていろいろな容器にいれ、角度、背景に工夫して写してみたが思うようにはいかない。

ようやく写し終えたあと、近状の田んぼに放して見たが、来年この田んぼに発生するかどうか、、、、また楽しみが増え

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002 アノマロカリス、いまから5億2千万まえのカンブリア期に生存した肉食動物。

体長はホウネンエビと違って1mくらいもある大物だそうだ。

また、全体像が分かったのはごく最近で、以前は頭と胴体が別々な生き物として本に載っていた。

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コメント

まんぼさま
よかったですね、見つけましたか。
あんなに小さい割には強い生き物(なにせ、2億年のキャリアーがあるのですから)ですが、突然出てきたり居なくなったりします。
農薬なども原因と思いますが、田んぼの状況などの変化に敏感なのでしょうね。
お子さんに自慢できる年頃まで、あの田んぼが今の状況であることを祈っています。

投稿: オラケタル | 2011年6月27日 (月) 08時12分

こんばんわ。
本日ついに念願のホウネンエビを見てきました!情報ありがとうございました。よくよく探してみると、結構な数がいてビックリでした。
息子がもう少し大きくなったら自慢してやろうと思います。

投稿: まんぼ | 2011年6月26日 (日) 21時31分

まんぼさま
このホウネンエビは千代田3丁目(12だったかな?)と5丁目の境の田んぼです。
目を凝らさないと小さいので見難いでしょう。
今月いっぱいはまだいると思いますので、どうしても分からないときは、また連絡してください。

投稿: オラケタル | 2011年6月23日 (木) 08時13分

こんばんわ!
今年も来ましたね!ホウネンエビの季節!
去年の雪辱(?)を晴らすときが来ました!
実家が千代田にありますので、そこを基地に今週末あたり、ウロウロと探してみます。
まずは、今年もこの情報を発信して頂けたこと感謝致します。

しかし、アノマロカリス・・・似てますね(゚0゚)

投稿: まんぼ | 2011年6月23日 (木) 00時10分

おばさま
案外農家の人でも知らないそうです。
身体が小さいこと、農薬には弱いことなどから、、もうひとつは田植えが終わった後、次の草取りまでの間に繁殖するためでは無いでしょうか。
2億年前といえば恐竜がやっと出始めた時代ですから大変なものです。

投稿: オラケタル | 2011年6月22日 (水) 07時00分

田んぼ作っていますが、見たことあるかしら?
エビではなく、ザリガニは良く見かけますが。
2億年前から・・・・
1cm程度の生物でも、生命力の強さに感動すら
覚えます。
オラケタル様と知り合え、知らないこと一杯
教えてもらい感謝です。

投稿: おばさん | 2011年6月21日 (火) 23時59分

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