恋のかけひき
瀬名、長尾川の岸辺で(アブラゼミ)クマゼミが自分より少し大柄な雌の下から近づき、耳が痛くなるような声?で歌いだした。
鳴きながら少しづつ間をつめていく。歌が上手なのかメスは動かないで聞き惚れているようにも見えたが、手がかかりそうになると少し動く、そしてまた近づくと動くを繰り返して上に、、、を繰り返しなかなか雄の目的は達成されそうも無い。
見ているこっちもやきもきしてくる。メスというものはどんな生物においても雄をじらせて手玉に取ろうとするものだろうか。
見ていると、メキシコで行われている好きな女性の家の下で歌を歌うmachismo(マチスモ、男意気)や歌劇ドンジョバンニに出てくるドンフアンのセレナーデを思い出してしまった。
それにしても、この(アブラゼミ)クマゼミよほどの歌うたいらしく、気がつくともう一匹がすぐ傍に来ていたが、変に恋の手練手管を使っていると、新しい恋人に横取りされそうなのが分からないらしい。
すがっている木はタラの木。
棘が胸刺す痛みは刺された後出なければ分からない。
アブラゼミとクマゼミを間違えて書いていました。思い込みとは怖ろしいもので、頭でわかっているのに、手が違う名前を書いてしまったようです。
惚けたのかな?pend-3さま、ありがとうございました。指摘されなかったらそのままにしていたと思います。
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テレビからアバが歌う「チキチータ」(chiquitita)が流れてきた。
BS放送でスウェーデンの「ニルスの不思議な冒険」という童話に沿ってヘリコプターでそのルートを飛びながら観光するという筋書きで、キャーキャーと騒ぐだけのおねぇちゃんリポーターが出てこない番組だったので見ていた画面に挿入されていた。
この歌を初めて聞いたのは、昭和50年代の初めであった。先輩で、同じようにペルーのケチュアでボーリングに携わっていた人が土産代わりに持ってきてくれた録音テープに入っていた曲のひとつであった。
チキチータとは、小学校低学年くらいまでの可愛らしい女の子を意味していて、当然、ほかの曲同様スペイン語で歌われていた。
そのため、この歌は南米の歌手だとばかり思っていて、スウェーデンの歌手と知ったのは随分後だった。
歌は、スペイン語を少ししか分からない自分にも理解できたし、その透明感を持った歌声は印象がよかった。
chiquitita dime por que` tu doler hoy te enncadena
チキチータ どうしたの つらい顔をして(鎖に縛られたような痛み)
の歌いだしではじまる。この場合は幼い子供のチキチータではなくセニョリータなのだろうが、、、、、失恋の痛みから子供のように打ちひしがれているので、、、その辺の所はよく分からないので。
ただ、一番最後にでてくる otra ves quiro ,,,は、「もう一回やり直し」と鬼のような顔をして仕事の中でよく使わせてもらった。
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