« 金属光沢のチョウトンボ | トップページ | 怖い夜の話し »

2011年7月14日 (木)

誘い誘われ

052 .

053 ヤブカカラシの花の上でナミアゲハが戯れていた。

雌雄の区別は動きが早くてつきにくいので、恋の駆け引きなのか、雄同士の喧嘩なのか、花の蜜の奪い合いなのか定かではないが、ひとしきり縺れている。

もし恋の駆け引きなら「夢芝居」と、いう歌の中の最後に

#対の揚羽の 誘い誘われ 

心はらはら 舞う夢芝居 

恋はいつでも初舞台、、、と言う舞台の再現を見ているのか知らん、、なんて除き見根性丸出しで眺めていた。

.

昭和27年4月まで日本は連合国軍によって占領されていた。いわゆるoccupied japan であった。

そのころの話の中で、泥棒にあったアメリカ軍人が犯人を見ていたので警察が容疑者を何人か連れて面通し、つまり、「この中にいるか?」と聞いたところかなり人相が違っていたにもかかわらず区別がつかなかった。という。

そのくらい当時、、今でもかもしれないが一般の外国人は東洋人の区別が出来なかったようで、人は興味が無いと憶えようとしない傾向はかなりあるようだ。

それかあらぬか、最近テレビに出てくる若い人たちがみんな同じ顔に見えて、顔の区別もつかないし名前が覚えられない。

当然、いま流行のAKB48のメンバーは板野何とかという子以外誰が誰だかわからない。みんな同じような卵型の顔をして同じ髪形に見える。

これも、歳のせいかもしれないが、興味の範囲が狭まっているのだろうな。と感じる。

それが嵩じると自分の周りの人まで分からなくなるようで怖い、、、、、ことだが、惚けてしまえば怖いもの無しになるから   これはこれで、また善しとしよう。

|

« 金属光沢のチョウトンボ | トップページ | 怖い夜の話し »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 誘い誘われ:

« 金属光沢のチョウトンボ | トップページ | 怖い夜の話し »