ヤナギランが涼しげに
まだ数はまばらで寂しげだが、淡い赤紫の花は涼しげに咲く、、、、
葉が細いことからヤナギ、花の形がランに似ていると名付けられたようだが、アカバナ科の草で、荒地などに先駆けて咲くためほかの草木が茂ると負けてしまうようだ。
静岡でも、山伏(ヤンブシ)岳の自生地が数を減らし保護策施しているようだが、これは山の自然と言う意味からはどうなのかと言う声も聞く。
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立科町の夏。日中は気温も三十一度になり日差しの厳しさは静岡より少し低い程度だが、湿気が少なくむしむしとした暑さではない。
当地の人たちは、「暑くてあつくてとても外に出られない」なんていうが、静岡の蒸し暑さに少しなれた身にとってたいした気温に感じられず、着いた早々から畑に出て草むしりの励む。
なにしろ、昨年は四人がかりで行った作業を、今年は手抜きしながらでもひとりで片付けなくてはならないからだ。
抜きあげる雑草の出かたは幾分少ないようだが、それに増してじゃが芋の育ち方も悪く、それが、ひとり作業のためばかりでなく気分を滅入らせる。
午後四時過ぎ、疲れが急速に出てきたため、本日の作業を取りやめ
標高で、600m付近のこのあたりいまが丁度ホタルの出る時期。
一時はかなり数も少なくなっていたようだが、最近はあちこちで見かけるようになり、遠くまで出かけて人ごみの中で見なければならないようなことも無くなった。
ただ、勝って知らない土地のこと、子供のとき畦道で蛍狩りをしていて田んぼに転げ落ちた経験もあって、道路から中には入る勇気が無く、風に吹かれるように稲の上をゆ~らり ゆ~らりと飛び交うホタルを遠目で眺めるばかり、、、
それでも、夕風に吹かれて身体の疲れは幾分和らいできた感じがする。
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