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2011年8月 6日 (土)

弱いものにたかる

006 .日の出時の富士山、朝日はとどかず

臙脂色といったらよいのかもしれないほど赤黒い空から始まった今朝の朝焼けも、日の出頃には、すっかり色あせて白っぽくなってしまった。

原因は、近くの山から立ち昇ってきた低い雲にあり、富士山も見る間に姿を消してしまった。

011 .

久しぶりに向かった城北公園では、蝉の声をすっかり消えていたのは、昨夜降った雨のためだろうか。

早起きしたらしい子供がひとり、蝉を探していたのだが、声の出さない蝉では居所がつかめない。

しかし、やぶ蚊のほうは子供を逃がさないらしく、しきりに足をさすっていたが、たまりかねてか早々に帰っていった。

自分にはたからない蚊だが、子供にはたかる。

体温の違いだろうか、皮膚が柔らかくて刺しやすいと見たのだろうか。

なんだか弱いものにたかる、いじめを思い出してしまった。

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今日は広島に原爆が落ちた日である。

当時、この原爆を新型爆弾と言ったそうだが、ラジオしかなかった当時の国民は原爆が落ちたことさえも知らされずにいたため、原子爆弾という名を知ったのは戦後のことである。

それから十数年たって、同じ職場に広島で惨状を見てきた人がいることを知った。

その人は、あまり語りたがらなかったのは悲惨さもそうだが、被爆者ということを知られたくなかったことのほうが、大きかったようだ。

僅かに聞けたのは、当時軍隊にいたため原爆投下の後広島に派遣され、亡くなった人をトラックに積み込んで処理場にまで運ぶことを命じられたこと。

その間のことは、とても話せないと言っていたが、爆死した人々は人間の体をしていなかったし、扱いも同様だったようだ。

とうぜん、そのころは原爆に対する知識も無く、高い放射能が充満する中を防護する装置どころか服も無く、、、、、、、二次被爆で、一時はかなり重症だったといっていた。

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このときの状況に比べれば、福島原発ではそれほど重症になる人も出ていないようだが、この先どうなるのだろうか。

その時に比べれば、情報が格段に進歩したとはいえ、政府と東京電力は相変わらず臭いものには蓋をした結果、次から次へと被害が拡大し、東京電力だけでは被害の補償が出来かねないようで、国民からなんとか税金で補償させようと画策しているのがありありと見える。

「止むなし」と簡単に応じるようだと更に付け込んで来るので、ここはしっかりと眉に唾をつけて凝視しておかなければなるまい。

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