坊んさん走る
師走とは、古来十二月のことを「しはす」と言い、それに当て字をしたという説や、年の終わりを言う言葉だとかいくつもの説があって定かではないそうだ。
そうしたなか、坊さんが走り回るからというのが一般的俗説であろう。
お盆を控えたこの時期、急に街中にお坊さんが増えてきた。
普段寺に閉じこもってあまり見ることも無いが、夏の師走(?)檀家の各家を走り回り、どの家でもお茶の接待を受ければ、多分衣の下はお布施とお茶でガボガボと揺れているに違いない。
田舎の坊さんは檀家が各地に散らばっているため、乗用車で回っているが、あまり高級車だとなんだか嫌味にみえて仕様が無い。
一方、近回りで済む坊さんの場合、自転車で行脚しているが、この暑い太陽のもと、文字通りの坊主頭で走り回っているのを見ると「大丈夫かいな?」と心配してしまう。
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