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2011年8月 1日 (月)

男ありてモロコシを焼く

028 .

このトンボ、名前をコシアキトンボと言う。

名前の由来は、見たとおり胴のすぐ下に白いテープでも巻きつけたかのようにくっきりと白くなっているところから、「腰空蜻蛉」といわれるようになったそうだ。

今どきの臍だしルックを当のむかしからやっていたとは、恐れ入るばかり、、、、

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005 先日、長野からトウモロコシを10kg箱で送ってくれた。

本数にして何本あったのか知らないが、孫たちに、連れ合いの知人たちにと、、残った四本が自分のの割り当て、、、、

折角のトウモロコシ、美味しくいただかなければ、とて、七輪で焼くことにした。どうも、以前にガスで焼いたのだが火力が強すぎて、、いまいちだったので

佐藤春夫ばりに「男ありて、モロコシを焼く」の図

倉庫からここしばらく使っていなかった七輪を引っ張り出し、お盆の迎え火に使う松の根を焚きつけにして30数年前の骨董品みたいな炭を引っ張り出して、庭先に準備した。

七輪には痛みもなく、炭も湿気てはいない。風上に七輪の口を置き、団扇ではたいて炭を熾す。

お一人様のトウモロコシは、一本づつ味わうのが一番。

皮をむいてじっくりと時間をかけて焼けば、焼きむらがあちこちに出来て見栄えは悪い。

「もっと簡単にできるのに」と嫌味を言われながら準備から、食べられるようになるまで40分以上。ふうふうと吹き、口の端を炭で黒くしながらのモロコシは甘味がのって非常に美味かった。

また、あしたも、、、、、願わくば、むかしのように完熟し硬くなって、焼くとポップコーンのように爆ぜてくれると嬉しいのだが、今ではそんなトウモロコシは無いそうだ。

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ちなみに、タンゴの名曲で有名なエルチョクロ(el choclo)はトウモロコシのことであるが、あの悩ましい音色のどこにトウモロコシを想像できる日本人がいるだろうか。

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コメント

おばさま
またまたベタ褒めしていただいて、褒め殺しですか?coldsweats01
低温でゆっくりと焼く、炭や七輪が手に入りにくくなった昨今、無くなった味わいの一つでしょうね。
この甘味は、屋台でも味わえないと思います。

投稿: オラケタル | 2011年8月 2日 (火) 16時28分

佐藤春夫って谷崎潤一郎の奥さまと、いろいろ
あった方ですよね…・なんと俗っぽい見方をする私coldsweats01
もっと文学的に・・・ですね。
さんま、さんま、
さんま苦いか 塩つぱいか。

とうもろこしも炭で焼くと、美味しいですね。
でも焼きながらも、佐藤春夫を思い出すあたりが
オラケタル様だわ。
いつものことながら、文の運びが本当に
綺麗です。

投稿: おばさん | 2011年8月 2日 (火) 09時31分

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