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2011年9月30日 (金)

無機質な感じの山母子草

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山母子草が白い花を咲かせている。

まるで紙細工のように無機質ともいえそうな純白な花の中央に少しだけ黄色い花芯を覗かせて、、、

春に咲く母子草の黄色い花より私はこちらが好きだ。

名前の出所としては、母子草によく似ているというところだが、花の形などから同じ種類とはいいがたいところもある。

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今日で9月もおしまい。

明日からBS放送が増えて12チャンネルになるそうだ。そのほとんどが有料なので、入れる気のないものにとっては何の影響もない話だが、なんだか電波の無駄遣いといった感じがしてならない。

今までもそうだが、BS放送はどうして韓国ドラマとテレビショッピングが多いのだろうか。

家庭を守る奥さん方に好評なためだろうか、放送権料が割安なのだろうか、とにかくチャンネルが増えても見る気がしない番組ばかり、、、。

しかし、NHKの放送に比べればまだしもといったところか。

なにしろ、こちらは料金を取っていながら、アメリカの野球ばかり、、、。日本人選手が大リーグ(こんな言い方もどうかと思うが)に何人も行っているからだろうが、そんなに一挙手一投足を即座に放送しなければならないものなのか。

結局は、チャンネルを割り当てられても放送する番組がないというのが実情ではないだろうか。

おかげで、テレビを見なくて済み、電気代と目を休めるという一石二鳥の効果があるということになる。

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2011年9月28日 (水)

台風の爪あと

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ツルニンジン、蔓人参と書き、釣鐘ニンジンと同様根の形がニンジンに似ているからとて名づけらた草である。

この花の根をどんな理由で掘ったのかは知らないが、高麗人参によく似た薬効があるとか、何でも試して見たものだと感心する。

花の直径2センチ近くにもなり、その袋状の花は独特な形をしていて目立つ。また、花の色は紫の渋い色のスカートを思わせる。(下から覗いているようで具合が悪いか)

その渋い色を二層に描いているところは、なんとも江戸時代の茶人に好まれる色使いに思えておくゆかしい。

ところによって「ジイソブ」などと呼ばれているのは「爺さんのそばかす」という意味だそうだが、、、、

「わしはそんな色してないよ」って抗議しておこう。

015 そして、その実は額いっぱいにつぶした柿状というか、どんぐりのような形をしているが、紫色の縞模様は実になっても残しているのが面白い。

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真澄の空には絵筆で掃いたような雲がかかり、いかにも秋を思わせる涼しげな気候となったが、安倍川の流れはねずみ色に濁り、まだ台風の余韻を残していた。

今日は安倍川を遡り、安倍大滝に咲く白髭草を見てこようと出かけてみた。

安倍川の上流は、先日の台風15号の中心が通ったところで、雨の量も1,000mmに近い降り方をしたため、各所で土砂が押し出し、道路が開通したのは、昨日あたりだったようで、梅が島小学校あたりから上流ではその爪跡がいたるところで見られ、道路決壊のため片側通行の場所も見られた。

008w そして、梅が島から本流を対岸に渡るつり橋は被害を受けていなかったものの、その先、逆川にかかる、つり橋は向こう側の基礎がやられたらしく、細いつり橋がよじれた格好で壊れていた。

何とか渡る方法はないものかと、谷の下まで降りては見たが、水量も多く、それ以上進むと、七十台の老人が無茶をして、、、、と新聞種になりかねないと思い断念。

ここまできたのだからと行く先を変更し、次は日帰り温泉「黄金の湯」浸かることにした。

道路の開通が知られていないのかお客の数が少なく、中に入った途端先客から「今日は貸切みたいだよ!」って声かけられた。

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2011年9月27日 (火)

まず腹ごしらえ

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午後になって空は爽やかに晴れ上がった。

黄金色に染まった田んぼの上にはアキアカネがいくつも飛び交っている。

アキアカネといっても、山から下りてきたばかりで名前どおり赤くはなっていない。

これから迎える恋の季節を前にして、まずは腹ごしらえをして、体力を充実せんものとするかのように忙しく立ち働いているため、「竿の先に止まって一休み」なんてのはいない。

「夕焼け小焼けの赤とんぼ、、、、、」までには、もう一月といったところだろうか。

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おととい初冠雪した富士山、霞むかなたに顔を出していたが、目を凝らしても静岡市街地からでは有るような無いような、、、、、

昨日、静岡の牧之原市が浜岡原子力発電所の永久停止を議決した。

福島の原発の事故を考えると、予想される東海地震の震源を直下に持つだけに当然の議決といった感じがする。

いくら、堤防をかさ上げしたとしても、津波以前に発電機を含めて壊れる可能性が充分にあること、福島でもわかっている。

いくら人間が、このくらいと想定しても、自然はその想定を守ってくれない。

20km、30kmの同心円を書いてもそれより離れた場所にホットスポットなるものが出来てはどこまで被害が及ぶかわからないうえ、いったん核物質で汚染された場合、何十年も故郷を放棄しなければならなくなる。

また、いったん事故が起きれば一電力会社がその始末をできなくなることは、福島の事例を見ただけでもわかるし、原発はきれいで安いという神話も汚染物質の拡散と共に雲散霧消してしまった。

電力会社と国による補助金漬けになっている市町村だけに原発の再開をゆだねるのもこの辺で止しにしてもらいたい。

先日も、「中電は名古屋という大都市から一番はなれた場所に原発を設置したのは、名古屋を守るためだろう」と名古屋の友人に話したところ「冬になって季節風が伊吹の山を越えてくるんだぜ、福井の原発を心配している人が大勢いる」との答えだった。

「そういえば、福井大地震というのが戦後あったね~」ストレステストはヨーロッパを基準にIAEAが作成したものだから、果たしてこれをクリアーしても、大丈夫ということにはならないし、、、、、さあてと、、、

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2011年9月26日 (月)

残酷なデジタル

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ホウキギク、箒菊と書く、高さは1、5mにもなる背の高い雑草であるが、背高泡立草や蓬、荒地の花笠などと競争して花を咲かせるには、このくらいの背丈が必要なのかもしれない。

一本の幹からたくさんの枝を四方に出しているとこから、箒のようだと名づけられた。

その先端に、白い花を咲かせているが、花の径は5mm足らずで少し離れれば、地味な色合いだけに花そのものが見えなくなってしまう。

しかし、目を凝らしてみれば、キク科の花というのは疑いようもなく、シオンと見間違えるほど整った風合いの花である。

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昨日NHKの「日本の歌」ってやつを見ていたんだけど、最後まで見られなくてほかにチャンネルを変えた。

そのわけは、いわゆるおばさん歌手の彫りの深さ、、、、

デジタル画面の鮮明さにある。たぶん化粧に仕方にも問題があるようにも見受けられたが、厚化粧で皺を隠そうとしたのだけれど、逆にそれが目立ってしまう結果になった。

いまでは、”おばさん歌手”といわれる人たちだが、自分よりかなり年下の人ばっかり、それもあって彼女らのデビューした初々しい少女のときから知っている。

その彼女たちが、あれほど彫りの深い皺、、、とくに目じりの辺りなどは、、、

科学が進歩するということは残酷な面もあるが、カメラマンのやデレクターの人たちはカメラリハーサルのときからどんな映りかたをするか知っているはず、、

ならば、もう少し配慮があってもよいのではと、思ってしまった。

それにしても、一般女性はいいねぇ。そんなにそばからしげしげと見る人がいないんだから、、、。

旦那がいるって?   大丈夫!、旦那は連れ合いが、そこにいるってことにしか感じていないから    奥さんもそうでしょう。

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2011年9月25日 (日)

蓼酢で鮎を

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ヤナギタデ、この蓼だけが数ある蓼の中で食用というか香辛料として使われており、「蓼食う虫も好き好き」というのはこの草の苦味に近い特徴を現している。

021w 香辛料に使われるのは、柳に似た葉っぱをすりつぶしたものに酢を混ぜて使うのだが、鮎の塩焼きによく合うといわれ、何度か食べたことがるが、最近は魚焼き機かよくても七輪の上で焼いたものが年に二度ほど当たらない。

長良川の船宿とは言わないが、串に刺してじっくりと焼いたものに蓼酢をつけて頭からかぶり食いしてみたいものだ。

上の花は麻機の遊水地に咲いていたものだが、枝垂れるようにして咲く花穂に五弁の花びらを持ち、めしべを睫毛のように突き出しているさまは、一見桜のように見えて綺麗である。

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2011年9月24日 (土)

スポットライトを浴びて

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昨日は彼岸の中日。

近所の沓ヶ谷霊園付近は墓参りの車でで交通渋滞に見舞われた。

この時期彼岸花がいつものように律儀に花を咲かせている。

みかんの木の根元に咲く一輪はまるでスポットライトを浴びたかのように晴れがましそうに咲いていた。

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039 国連の総会で初演説した野田総理。いかにも東洋人といった感じのこの総理演説を各国の代表はどのように見、どのように感じたことだろうか。

入れ替わり立ち代り現れる日本の首相、、、覚えるヒマはないことは確かだろうが、よくこれだけ人材が日本にいると思うか、どれも似たかよったかと見るか、、。

そして、アメリカ大統領との会談では、沖縄の基地問題で成果を出してほしいと注文をつけられたそうな。

野田総理は、どの首相も言ってきた「信頼関係は築けた」とコメントを出しているが、これだけ顔が変わっては信頼関係というには?マークが付き、いらだっているのは目に見えてわかる。

ただ、首相としては、普天間基地に決着をつけないとこの関係も壊れることはわかっているはずなので、ただひたすらアメリカのご意向に沿う形で進めたいらしい。

そこには、鳩山政権以来日米関係がギクシャクしているとしか感じていない顔があり、そのこじれをただひたすら相手の言い分を聞くだけの「イエスマン」でご機嫌を取り結ぼうとしている昔ながらの姿勢しか感じられない。

おりから、国連総会では、パレスチナが加入申請を出したことで、波乱が予想されているが、オバマ大統領が以前、イスラエルに自制を求めたことに反発したアメリカに住むユダヤ系政治団体に「友人だからこそ意見を言い合える」と弁解したそうだ。

その言葉からいうと、日米関係は相変わらず同盟関係でなく従属関係でしかない。ということになる。

中国でさえ、アメリカの経済運営に注文をつけている現在、日本はなぜいつまでもイエスマンでいなけれければ、信頼関係が築けないと思っているのだろうか。

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2011年9月23日 (金)

梶原山から龍勢花火

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今日はお彼岸の中日、台風一過の青空は望めなかったものの「暑さ寒さも彼岸まで」をそのままに、今朝方の気温はかなり冷え込んできた。

いつものように、パンツと肌シャツで寝ていたが、朝方になってタオルケットを引っ張り出してかぶった。

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今日は、草薙神社の龍勢花火。

会場近くに行っても、駐車場も見込みがつかないと思ったので、地図を開いて、直線距離で3kmほど離れた、梶原山から遠望することにした。

この3kmほどの間には国道1号とそのバイパス、新幹線、東名が走っており、展望のよい山で草薙の花火を打ち上げる場所付近も見るという絶好の場所である。

登ってすぐに打ち上げが始まり、15分ほど間隔を置いてまたひとつ上がるという繰り返しで見ることができた。

龍勢花火は、ロケットと同じ原理で、竹などにくくりつけた火薬を推進薬として空に飛ばし、最高地点で花火を弾かせて、空中に赤白青の煙幕を作るのが、その白い航跡はいかにも龍が天空に向かって飛び立っていくようで見ていても気持ちがよい。

日が暮れると、この白い航跡と五色の雲は見られなくなるので、夜は夜空に映える光を中心にした花火を見せるというものであるが、暗い道の運転はこのごろ控えているので、見たことがない。

今回は、距離があるだけに、音のほうが遅れてくるがこれも一興、しばらく楽しんだ後下山した。

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2011年9月21日 (水)

台風一過とは

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久しぶりに台風の直撃を受けてしまった。

毎年秋には恒例の行事のように台風が来ていたが、暴風圏に入ったのは本当に久しぶり、そのため、強烈な風を南から、東から、そして吹き戻しの北西からと目まぐるしく受けることになった。

051 その台風も、テレビ画面とアナウンスで中心円が静岡の北にあると言っているころには雨も上がり、外に出ると何箇所ものビニールハウスが破れ、風にはためく音で騒々しい世界になっていた。

そして、足早の台風は退社時間混雑する、関東地方を写すころには西空を真っ赤にして夕焼けていた。

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パソコンが、ここ二~三日不調だと思っていたら急速に壊れ、見てもらったところハードデスクが故障したという判断で修理に出した。

壊れたハードデスクから、拾えるだけ拾ってもらいハードデスクの交換ということになったが、写真がかなり消えてしまい、メールアドレスが消えてしまった。

壊れたハードデスクにはまだ残り物があるから取り出せたら、、、、と言って、ずっしりと重い塊をおいていったが、取り出す能力のない者にとってゴミ同然の塊でしかない

そのため、今日は朝から、何枚かのソフトデスクを入れ直したり、交流のある人のドメインを入れ直したりしているが、気落ちしたのか台風一過の空のようにすっきりと夕焼けが見るような気がしない。

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2011年9月18日 (日)

鐘というよりベル

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麻機、山の農道脇にツリガネニンジンが咲きだしている。

淡い青色をして下向きにつけた鐘状の花から雄しべをつんと突き出したさまは、釣鐘というよりベルといった感じで、今にも涼しげな音を立てそうに見えなくも無い。

040 この花は、全国いたるところで咲くようで、夏場高い山の上で咲いているのを見ると「夏の花」と言う感じがするが、今頃になって里に下りてくると「秋の花」と言う感じがし、見る場所によって趣きが違う。

そして、この花は一部の地域ではトトキといって山菜の一種で珍重され、自分もトトキと言う名を知ってはいるが、食べたことが無い。

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野田内閣の支持率が早くも50%に下がったそうだ。

なにしろ、閣僚未経験者に財務、防衛などの重要部署につけ、適材適所をうたった割にはその効果どころか不安感を感じさせ、早く経産相の交代を招いている。

適材適所ではなく、むかしの自民党当時と一緒で派閥均衡順送りがさせた技であろう。

そして、震災復興と言う錦の御旗をかかげ、増税に走ろうとする節操のなさが今後の支持率を更に低くさせる要因になるに違いない。

震災復興に税金を投入するのはやむをえないと自分も思う。しかし、前にも書いたように議員定数を始め無駄な経費を削減した上で「これだけ足りないのでなにとぞ」というのなら、まだ納得しよう。

そして、「何にいくらかかるから」と言う明細もなしに、ただ19兆円以上かかるからと言われて「はい そうですか」と言うわけには行かないだろう。

また、一番腹立たしいのは、所得税や消費税を上げてその財源を賄おうとする安易な姿勢。取りやすいとこから取り、恒久化しようとする財務省の思惑が透けて見える、、、、。

次の選挙では、こんな民主党に投票したく無くなるが、といって、自民党にも入れたくない。

日本にはつくづく信頼できる政治家のいない国だなぁ。」と改めておもう。

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2011年9月17日 (土)

ブカブカと

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朝太陽が昇ったもののすぐに雲の中に隠れ、以後は雨が降ったりやんだり、青空のもと陽が出たりを、目まぐるしく繰り返した。

まるで、泣いたかと思うとすぐその後大口を開けて笑う、感情を抑制できない女の人(?)のようだと思ってしまう。     女心と秋に空、、、?

そんななか、九時過ぎに顔を出した青空の下散歩に出かけたが20分とはしないうち、西のかた藤枝方面の山から明らかに雨雲とみられる低い雲に追いかけられ、たちまち掴まってしまった。

そんななか、出来たばかりの第二東名取り付け道路の路肩にカワラケツメイの黄色い花を見つけた。

カワラケツメイは、葉の形がクサネムによく似ているが、草丈が低く何よりも花の形が違う。色合いもそうだが、クサネムのようにいかにもマメ科の花といった感じではなく、黄色い花びらがモヤモヤッとした感じで、内側にくびれている。

カワラケツメイは河原決明と人の名前のような名を持つのは、決明子という薬草からきていて古くから使われている。

しかし、外来種に弱いを常とする日本古来の草の例に漏れず、最近では目にしなくなったので、ここに運ばれてきたのはどんな理由からだろうかといろいろ想像してみた。

そうこうしているうちに、再度の激しい雨風。傘を傾けたものの上着は濡れるし、スニーカーのなかも水浸し。

しかし、高い気温は雨を冷たく感じさせず、むかしジーンケリーがタップを踏みながら街灯に掴まって歌った”雨に歌えば”なんて歌があったっけ、、、、なんて思いながら、軽快なタップならぬブカブカと音を立ててかえる。

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2011年9月16日 (金)

そばに木があってこそ

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「おや あんたは肉食系ではなかったの?」と聞きたくなるような風景。

昨夜は蒸し暑くて眠られない夜を過ごした。これもた風の影響かも知れないが、九月になってふたたび猛暑がぶり返し、報道によるとあちこちの小学校で十人単位の熱中症が発生し、救急車で運ばれているようだ。

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それかあらぬか、ノウゼンカズラがまた息を吹き返したように真っ赤に燃え立ってきた。

その花の蜜を求めて、スズメバチが花から花へと巡り歩き、花の奥深くにある蜜を吸いに潜りこんでいる。

ノウゼンカズラは凌霄蔓と書くそうで、空高く花咲かせるカズラという意味であるが、いずれのカズラも自立して高みを目指すわけでなく、そばの木々に絡み付いて昇る植物である。

つまり、そばに木がなければ地面を這いまわるだけ、、、人間もいろいろな人を踏み台にして高みへ昇るだが、いざ昇ってしまえば自力で昇った気分になってしまうものだ。

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2011年9月15日 (木)

自分で見つけた棲家

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八月末からヤブランが、周りの草に埋もれるようにして咲いている。まさに、名前どおりの咲き方であろう。

ヤブランと言うからランの仲間かと思っていたが、葉が似ているところから付けられたユリ科の植物で、花びらの形もランの十文字に対して、五弁の淡い紫色の花びらをしている。

何時のころだったか?、貰ってきたときには、鉢に入っていたはずだが、何時の間にか、塀際のツワブキの葉陰に隠れるような場所に移動しているのは、鉢に入っていた初代はいつの間にか枯れてしまい、落ちた種が一番気に入った場所に根を降ろしたものらしい。

「ヤブランの育て方」という本には半日影で少し湿り気のある場所に植えること、、、、と、書いてあるところを見ると、この花は鉢をほったらかしにしておいた人間に愛想をつかして、自分に最適な場所を自分で選んだことになる。

足の無いと思っていた植物も、終の棲家は自分で見つけるようで感心してしまった。

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2011年9月14日 (水)

三文の得

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「早起きは三文の得」というわけで早朝散歩をしているわけではない。

連日三十度を越す気温に高い湿気、そして何時までも涼風の吹かない夕暮れ、とくると、朝しか気持ちよく歩ける時間帯が無いないのである。

今日も今日とて、麻機の沼の周りを一周して約6kmを歩いてくる。

先日来、ダイオキシン除去の工事も終わった部分は工事用フエンスも取り除かれすっきりとしてきた。

その一角、川岸の雑木の間からのご来光に接し今日も夜が明ける。

ひと気のない岸辺で朝日を独占して眺める「三文の得」とは、こんな情景であろうが、どのくらいの値打ちのものか、、、、、、、、

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静岡の西北、水窪で土砂崩れが有り熊野川上流同様河が堰き止めらているのがわかったそうだ。

台風12号の雨は大井川上流で1,000mmmほど降ったそうだから、このあたりもほぼそのくらい降ったのだろうか。

それにしても、昨日になってやっとわかったと言うのはよほど人里はなれた場所だったのだろう。

熊野川上流で土砂が崩れて谷の水行き場がなくなり、土砂ダムの崩壊が心配される中、テレビでキャスターが地質学者に「原因の一つに山林の荒廃があるのではないか」と聞いていたが、答えは雨の量の多さだと答え、山林の荒廃には言葉を濁していた。

しかし、今回の台風被害の映像でも真っ直ぐな杉の大木が家にのめり込んでいる光景を見、昨年静岡の小山町での映像でも杉の丸太が土砂崩れの被災地や河原に散乱している映像を見た。

戦後、各地に杉の木の植林がされているが、杉の木の価格が下がって採算が合わなくなった昨今、山の手入れはされず荒れ放題になり、杉林の中は伸びきった枝で日が根元に届かず、下草どころか表土が流され石ころだらけの山になって居る場所が多い。

しかし、杉の木は根が浅く50センチほどしかないのを台風で倒れた木で知っている。

また、仕事で地すべり防止の工事を各地で行ったが、かなりの部分杉の植林がなされている場所があった。

つまり、深層崩壊による地すべりは、大雨のためもあるかもしれないが、表土がなくなって、雨水がしみこみやすい条件を加えているとしたら、これも人災のひとつ。ではなかろうか

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2011年9月13日 (火)

十六夜の月を仰いで

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久しぶりに月下美人が花開いた。

折からの十六夜の月は昨日より幾分霞がかかって薄ぼんやりしている。その月を仰がせれば、純白の花も青みがかって妖艶な雰囲気を漂わせる。

「こんな花見は、やはり日本酒でなきゃ」とばかり、お猪口に口を寄せて、「いざ宵の月見か」なんて駄洒落つつ啜る。

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今年は、これで三度目の開花になるのだが、冬に霜にあわせて弱らせたためか、はたまた、気候が悪かったのか例年より花の付きようが少なかった。

そのため、今回の十六夜にあわせたかのように花咲かせたのは嬉しい。

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2011年9月12日 (月)

月見る月は

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月々に月見る月は多けれど 、、、、

と言うざれ歌にも、中秋の名月と言われる今宵の月は抜きん出ているそうだ。

今日は全国的にも晴れているそうで、静岡でも煌々と照り返している月を見ることが出来た。

ただ、残念なのはあまりにも蒸し暑いことである。

秋の月というのは、少し肌寒さを感じるくらいで無いと郷愁がわかないものである。

また、その暑さのためか、ススキの穂もまだ出始めたばかりで、穂先が枝垂れるのはまだ先のことになりそうだ。

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2011年9月11日 (日)

現の証拠

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ゲンノショウコ道端の何処にでもある草、ゲンノショウコ。

よく見れば端正で可愛い花を咲かせている。下痢などの整腸剤として薬効は古くから知られており、名前の由来もその即効性から”現の証拠”という。

ドクダミと並んで民間薬の双璧を争う薬草であり、我が家でも、両草を毎年少しばかり摘み取って陰干しにしているが、ありがたいことには薬として使用したことはまだ無い。

花言葉は「強い心」だそうだが、どんなところから付けられたものだろうか。

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今日九月十一日は、アメリカの貿易センタービルに旅客機が激突されてから十年になるメモリアルデーとともに、東北地方の大地震から半年になる日でもある。

どちらも、じかに見たわけではないが、テレビで繰り返し繰り返し放送され脳裏にやきついた事件、事故のである。

東北の大地震については、原発の処理を含めれば、まだ復興途中のことであり、検証はもう少し先のことになるだろうが、アメリカの事件についてはその後の経過についてブッシュの戦争と言われるように、国民をヒステリー状態に陥れて、無益な血がたくさん流してしまった。

アメリカと言う国は、多民族国家であるといわれながら、その実は一部の人に富と権力が集中していて、いざことが起きると反対の声を上げることが難しい国であり、民主主義の本家のように言われながら、、、、また、思いながら、そうではないように見える。

自分が感じた一番古い記憶は「マッカシー旋風」と言われた赤狩り。有無を言わさず共産党員と決め付け多くの人々に無実の恐怖を与えたし、ブッシュ大統領は「テロに味方するか こちらに付くか」と二者択一で国民をあおり、アフガニスタンを空爆し、証拠の無いイラクに侵攻した。

為政者がこうした短絡的な結論から、無辜の人々を攻撃し、その犠牲者は何十万人にもおよび、強力な武器を持たせたても自国の若者を六千人以上死なせている。(障害者を入れればどれだけになるか分からない)

そして、このような原因を作ったのは、自分たちに都合の良い情報だけをだして、マスコミとともに世論を誘導していったためであろう。

日本の場合においても、「原発の安全神話」を政治献金や労働組合を使った支持票やヤラセなどで作り上げておいて、いざ、福島の原発が事故を起こすと、東電と一緒になり「心配は無い」を繰り返してきた。

その、つじつま合わせのほころびは隠しようもなくなってきているが、十年後にはどんな検証がなされているのか、、、、、、

本当は、現の証拠を見せてもらいたいのだが。

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2011年9月 9日 (金)

相席させて

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「一寸相席させてもらっていいかしら?」

「ううん、、、、わたし嫌なのね。 知らない人とは」

と言ったかどうか。

蜜蜂との相席を嫌ったセセリチョウは、ほかのテーブルへ飛び立った。

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そのむかし、といっても昭和の頃まで「ここみ女に反り男」と言う言葉があった。

女性は、少し前かがみのほうがきれいに見え、男性は少しそり気味になって歩くほうが威厳があってよい。というものだったと解釈していた。

職場でもきびきびと働く男性社員に対して、職場の花的な女性社員が多かったもので、戦前までの男尊女卑を色濃く残していたものだったが、、、

ここしばらくの世界大会などで活躍する日本人女性を見ると、女性が自信を持ち、仕事の面でも社会進出が目ざましくなってきた社会情勢を見ると、”こごみ女”は完全に払拭されたと言ってもよいのではないかと思う。

自分の周りの甥っ子姪っ子をはじめ、知り合いの子供たちを見ていても、女性のほうがはきはきとしているのをみると、この感をさらに強くする。

自分としては男の子にもうすこししっかりとしてもらいたいとは思っているものの、肉食系女子といわれる”反り女”が横行する時代には無駄な抵抗かもしれない。

しかし、男の子が元気にならなければ、、、、沈滞日本はいつまでも元気にはならないと思うのは年寄りの懐古趣味? それともたわごと?

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2011年9月 8日 (木)

鈴虫啼く

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今日は「白露」野草にやどる露が白くなって一段と秋が深まる頃をいう。

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先日、自動車を車検に出したとき、鈴虫が増えすぎてしまい家族からやかましいと苦情が出るので貰ってくれないかと言う話しになり、一ケースそのまま自動車に乗せて帰ってきた。

帰ってケースの中を覗いて見ると十五匹以上がいるようでそのうち六匹ほどが羽根を広がて啼き出した。

善く啼く。夕方四時過ぎから夜っぴいて啼き続け翌朝から午前中は啼いている。

鈴虫は、ほかの昆虫同様羽根をすり合わせて音を出しているのだから、磨り減って音がでないのではないかと思うほど啼き続ける。

何時まで啼き続けるのか知らないが、昼から三時間ほどの昼寝タイムが生活パターンのようだということがわかった。

016 夕空晴れて秋風吹き

月影落ちて 鈴虫啼く

思えば遠し 故郷の空

ああ我がはらから 誰と遊ぶ

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懐かしい小学唱歌だが、いまでも歌われているのだろうか。

中学を卒業し、高等学校に通うため寮生活を始めた当時、この歌の意味が身に染みて感じられたものだった。

家から30kmほど離れた鉱山の寮は中学出たての自分らから、当時は老年の域に達した55歳の従業員まで含めて百数十人が入っており、六畳間か八畳間に二人づつはいることになっていた。

自分たち、、、といっても、この寮に入れたのは鉱山従業員の子弟だけだったのでほんの僅かな人数だったが、寮の方でも同じ生徒同士の入居はさせず、かなりの年配者と組ませたものだった。

自分と相部屋になったのは、金沢から来ていた五十代の精錬に勤めていた人だったので、父親ほど年の離れた人との会話もほとんどなく、三交代勤務に入っている人と学生では生活リズムが全然違い、帰ってきてからの勉強の仕方にも互いに気を使う生活だった。

当時の交通事情から言って30kmはかなり遠く、当然、まわりに知った人もいないので早速ホームシックにかかったとき、思い出させる唱歌の一つだった。

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2011年9月 7日 (水)

田村は田紫?

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アキノタムラソウ。しそ科の花によくある薄紫で唇形の花を段々に積み上げて咲いている。

頭にアキのと付くくらいだから秋に先駆けて花を開かせる。

022 タムラソウを漢字で書くと田村草と書いてあるのが多く、どんな意味があるのだろうと思っていたら”田紫草”と書いてあるのを見て「あ、こっちのほうが本当かもしれない」と思ってしまった。

アキの付かないタムラソウは、棘の無いアザミといった感じの花であり、全然おもむきが違う花なので不思議に思っていたのだが、、、、田んぼのそばに咲く紫の花ならば、大きな意味で イッショダ一緒だといっても差し支えないか。

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朝から機嫌のよい空を見ているとジッとしていられなくなって、近場を散策してみることにした。

市内羽鳥(服織)の洞慶院という禅寺の駐車場に車を入れる。

正月や梅の花、オカンジャケなどで有名なこの寺も、今の時期何の行事も無いようで駐車場に停まっている車はなし。

梅園も草ぼうぼうで通り道が僅かに残っているだけだった。

そこを抜けて久住川沿いに上り、あわよくば安倍城にでもと歩いてみたが、今日はあまり調子もよくない感じなので、少し登ったところで引き返してきた。

花もあまり咲いていないのは、台風による出水の影響ばかりではなさそうで花の端境期とも言える時期なのかもしれない。

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2011年9月 5日 (月)

可愛い花なのに

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いま、麻機のいたるところでヌスビトハギが花を咲かせている。

薄紫の可愛い花は、萩の花によく似ていて同じ仲間であることは疑いようも無いのだが、頭に盗人が付くのは、その実の形が人の足跡に似ているところから名付けられたと聞く。

むかしの盗人だから足袋はだしで歩くと、土踏まずの部分が、、、なのだろうな。

しかし、この草の一番嫌われるところは、この足跡のような実がもう少しするとズボンの裾にビタッとくっついて取るのに一苦労するからである。

これから秋になるとイノコヅチ、アメリカ栴檀草などとともに嫌われ三大草になる。

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野田内閣が発足してまだなにも仕事もしていないのに、報道機関は世論調査をし、どの社も支持率が60%を越していると発表した。

どのくらいの人を対象に行った調査なのか、本当に正確な数字なのかは知らないが、菅政権末期の16~20%に比べると随分と飛躍した数字である。

もし、これが本当なら、日本国民も「随分といい加減なもんだ!」と言いたい。

そして、好印象を持った原因の最大は「人柄が良さそうだ」「ほかに好い人がいない」とくる。

今まで地味な人だったから、どんな人なのかは知られていないはずなのに、マスコミが民主党代表選挙の演説に「ドジョウ」を入れたことを大々的に報道したことから来る印象なのだろうか。

自分としては、松下塾の人に共通するタカ派的思想や財務相当時から言いくるめられたように言い出した増税路線などから好きになれない政治家の一人である。

また閣僚の発言にもあやふやな人がいて、この内閣では長続きがしそうも無いことを予感させる。

ここ数年の内閣の交代劇同様  「柳の下に何匹も同じようなドジョウがいた」と言われなければ良いが。

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2011年9月 4日 (日)

アメニモマケズ

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昨夜来断続的に降る雨のなかで、コオロギの声が聞こえていた。

今朝になって、声の主を探してみると草むらのなかで羽根を立てて啼いていたが、気配を感じたらしく露のついた草を掻き分けてもぐりこんで行った。

文字通り、アメニモマケズ カゼニモマケズ と言ったところ。

こんな雨の中を、、、、、と思ったが、片足が無いところを見ると災難にもあっているようだし、こんな日のほうが天敵もいなくて良いのだろうか。

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まったくしぶとい台風である。

岡山県をのろのろと通り過ぎた後も、雨を降らせ続けて散歩に出かける隙を与えない。

お陰で、今日は大型スーパーへ出かけて、靴を見、洋服を見して歩き回り最後に食材を買って帰ってきた。

その努力の甲斐あって、万歩計はぶらぶら歩きながら4,090歩を記録する。

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2011年9月 3日 (土)

レデイガガでいかが?

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昨夜から台風の影響を受けたらしく湿気の多い空気は寝苦しくて、途中眼が覚めてしまった。

雨の降りようも大したことないし、風は無風状態といってよいほどだっただけに、暑苦しい空気だけが際立った夜だった。

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ガガイモの花。今年は更に面積を増やして咲きだしている。

これだけ数が多いと花の匂いも嗅げるようになり、湿気で重苦しい空気の中香気を放っていた。

よく、へクソカズラと似ていると言われるが、花の形はもとより香りの面で段違いである。

ガガイモのガガは日本語ではこれといった字がなく、いろいろな理屈をつけて当て字をしているのではないかという説が、自分には一番しっくりと来る。

この暑い季節に、花びらを短い毛でおおわれたいるあたりがユニークな花なので、先日日本に来たアメリカの歌手”レデイ ガガ」を思わせるところがあるので、いっそのこと”レデイガガ”の花ぐらいに改名してはどうだろうか。

おりしも、居座り台風は長時間にわたって四国から岡山をゆっくりと縦断している。

室戸岬からかなり離れている静岡もときおり激しい雨に見まわれているが、天気図を見ると暖簾のように何本も雨雲が細く連なっている。

今回の台風速度が遅いため、雨の降る場所が偏っていることに特徴があるようで、大雨に降られている地区は「お気の毒に、、」というしかない。

なんとか復旧には東北地方並みにとは言わないまでも、手厚い対策をして欲しいものである。

集団で被害にあえば国中騒いで援助するが、個々の被害には知らぬ顔をしていることが多すぎるので、、、、、、

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2011年9月 2日 (金)

風雲急を告げる

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022 今朝は日の出が見られるほど東の空の低いところは朝焼けをしていたが、近づく台風の影響で”風雲急を告げる”かのように足の早い雲に隠れてしまう。

その後もしばしば顔を出そうとするがすぐに打ち消されるの繰り返しのあと、厚い雲に覆われてしまった。

花が終わって葉っぱだけになった蓮田はときおり吹く強い風に煽られて、裏返しになって波を打つ。

夜に入って足どりのゆっくりとした台風12号はようやく、四国に差し掛かってきた。

始めは、もっと東のほうに向かう予報で、静岡県あたりといっていたが、足踏みしている間に西に流されていった結果である。

台風の直撃を免れたものの、中心の東側になったことで雨台風の兆しがあり、午後になってからときおり激しい降り方で心配させる。

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028 白い露草。といえば、トキワツユクサをいうが、今日見た白いツユクサは普通のツユクサの白化したもの、、、

つまり、蒼い色素アントシアニンの欠けた種類らしい。

すぐそばには、普通の青いものがあり、農薬や化学薬品の影響を受けそうにも無い場所なので、突然変異なのだろう。

035           すぐわき咲いていたアントシアニンいっぱいのツユクサ

アントシアニンといえば、よくブルーベリーの赤い色素を言い、眼によいと宣伝されているが医学的根拠が無いとそうだ。

天然の色素であり、人の害にならないことから認められているそうだが、これって不思議な宣伝ではないだろうか。

テレビでは、「本人の感想です」と小さなテロップをつけて、”膝によい””健康に良い””髪の毛が生える”などとコマーシャルをのべつ幕なしに流しているが、もし本当にそんなものが効くのなら、膝の悪い人や健康を害する人はいないはず、、、、

野菜は、魚はこんなに食べなければならないのに、この錠剤(サプリメント)一粒で十分ですと脅かしているが、口から入ったものが都合よく患部に行く確立はどのくらいあるのだろうか、、おかげさまで、いまだに健康志向の錠剤を飲むことなしに過ごしているのは何でも食べて太り気味のためだと思っているが、どうなんだろう?。

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2011年9月 1日 (木)

二百十日の台風か 防災の日か

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センニンソウの花が咲き出して小さな木を真っ白な花ですっぽりとつつんでいた。

049 一つ一つは、四枚の花弁のような額を広げ、中央に蘂を突き出させているが、あまり数が多いのでなんだか目移りがし、何処を写してよいのかわからない。

名前のいわれは、種の先に白い髭状のものが突き出しているところからなづけられたそうだが、そんな風情に似合わず毒があるとかで、馬も食べない草だと聞いた。

しかし、毒は薬にもなるそうで葉を揉んで張ると扁桃線に良いとか言われているが、まだ使ってみたことが無い。

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早いもので、今日から九月。

秋も本格的になるのだが、その先陣を切って「防災の日」とかで朝から同報無線が呼びかけていた。

三月に東北の地震があって、今までのおざなり訓練より趣向を変えて行われたようだが、、、、、、、静岡ではあいにくの気候とかで中止にした市町があったそうで、新聞に載っていた記事だけからみると、あまり代わり映えのしない訓練だったそうだ。

そのなかで、雨が降ったことで中止したことを批判しているコメントもあったが、「地震は晴れた日ばかりに来るものでない」と言うのに同感したが、訓練だからそんなのもありかな?なんて思ったりもしていた。

しかし、東京の道路封鎖をして、渋滞の具合を調べるはどんな意味があったのだろうか。いざ直下型地震が来た場合シュミレーション通りに行くはずがない。

大量の自動車運転手が平静でいられるか、ビルからの落下物、飛び出してきた人人、おまけに津波が来たとしたら東北の地震に輪をかけた被害がでるはず。

何にもしないで、と、思いつきでやったにしては、、、、、、、、、、

とにかく、これらの訓練が役に立つことを願っている。と、同時に自分が生きている間でよいから空振りの連続であって欲しいものだと、よこしまで自分勝手な期待もしている。

おりから、二百十日にあわせたかのように台風が襲来している。

本体は、明日の夕方らしいが前衛の雲は雨を呼び込み各地で大雨を降らせ、由比の東名高速道路は高波のため今日二度の通行止めに入っている。

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