相席させて
「一寸相席させてもらっていいかしら?」
「ううん、、、、わたし嫌なのね。 知らない人とは」
と言ったかどうか。
蜜蜂との相席を嫌ったセセリチョウは、ほかのテーブルへ飛び立った。
そのむかし、といっても昭和の頃まで「ここみ女に反り男」と言う言葉があった。
女性は、少し前かがみのほうがきれいに見え、男性は少しそり気味になって歩くほうが威厳があってよい。というものだったと解釈していた。
職場でもきびきびと働く男性社員に対して、職場の花的な女性社員が多かったもので、戦前までの男尊女卑を色濃く残していたものだったが、、、
ここしばらくの世界大会などで活躍する日本人女性を見ると、女性が自信を持ち、仕事の面でも社会進出が目ざましくなってきた社会情勢を見ると、”こごみ女”は完全に払拭されたと言ってもよいのではないかと思う。
自分の周りの甥っ子姪っ子をはじめ、知り合いの子供たちを見ていても、女性のほうがはきはきとしているのをみると、この感をさらに強くする。
自分としては男の子にもうすこししっかりとしてもらいたいとは思っているものの、肉食系女子といわれる”反り女”が横行する時代には無駄な抵抗かもしれない。
しかし、男の子が元気にならなければ、、、、沈滞日本はいつまでも元気にはならないと思うのは年寄りの懐古趣味? それともたわごと?
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コメント
よしこさま
中性化でしょうか。女の子が元気になった分男の子が弱くなったような気がします。
ただ、「我慢」の二字はどちらもなく、どんなに家が困っていても自分が助けなければ、、と言う気概は見当たらないし、親のすねかじりを恥ずかしいとも思わないようで、、、、書き出すと切がありません。
投稿: オラケタル | 2011年9月11日 (日) 22時21分
セセリ蝶の表情がいいですね。セセリ蝶は名前の通り、ちょっと落ち着きがないからなかなか姿を写すのは難しいですね。
確かに男子はもうちょっとしっかりしてと言いたくなりますね。「やせ我慢」なんてことも言わなくなったので、スポーツ選手を見ていても、男性の方がピーピー泣く感じがします。男の子だから、女の子だからと、それぞれに我慢させていたことがなくなって、いいか悪いか、男女のボーダーラインがなくなって、どちらも中性化してきたのかもしれないですね。
投稿: よしこ | 2011年9月11日 (日) 11時35分