スポットライトを浴びて
昨日は彼岸の中日。
近所の沓ヶ谷霊園付近は墓参りの車でで交通渋滞に見舞われた。
この時期彼岸花がいつものように律儀に花を咲かせている。
みかんの木の根元に咲く一輪はまるでスポットライトを浴びたかのように晴れがましそうに咲いていた。
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国連の総会で初演説した野田総理。いかにも東洋人といった感じのこの総理演説を各国の代表はどのように見、どのように感じたことだろうか。
入れ替わり立ち代り現れる日本の首相、、、覚えるヒマはないことは確かだろうが、よくこれだけ人材が日本にいると思うか、どれも似たかよったかと見るか、、。
そして、アメリカ大統領との会談では、沖縄の基地問題で成果を出してほしいと注文をつけられたそうな。
野田総理は、どの首相も言ってきた「信頼関係は築けた」とコメントを出しているが、これだけ顔が変わっては信頼関係というには?マークが付き、いらだっているのは目に見えてわかる。
ただ、首相としては、普天間基地に決着をつけないとこの関係も壊れることはわかっているはずなので、ただひたすらアメリカのご意向に沿う形で進めたいらしい。
そこには、鳩山政権以来日米関係がギクシャクしているとしか感じていない顔があり、そのこじれをただひたすら相手の言い分を聞くだけの「イエスマン」でご機嫌を取り結ぼうとしている昔ながらの姿勢しか感じられない。
おりから、国連総会では、パレスチナが加入申請を出したことで、波乱が予想されているが、オバマ大統領が以前、イスラエルに自制を求めたことに反発したアメリカに住むユダヤ系政治団体に「友人だからこそ意見を言い合える」と弁解したそうだ。
その言葉からいうと、日米関係は相変わらず同盟関係でなく従属関係でしかない。ということになる。
中国でさえ、アメリカの経済運営に注文をつけている現在、日本はなぜいつまでもイエスマンでいなけれければ、信頼関係が築けないと思っているのだろうか。
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