鐘というよりベル
麻機、山の農道脇にツリガネニンジンが咲きだしている。
淡い青色をして下向きにつけた鐘状の花から雄しべをつんと突き出したさまは、釣鐘というよりベルといった感じで、今にも涼しげな音を立てそうに見えなくも無い。
この花は、全国いたるところで咲くようで、夏場高い山の上で咲いているのを見ると「夏の花」と言う感じがするが、今頃になって里に下りてくると「秋の花」と言う感じがし、見る場所によって趣きが違う。
そして、この花は一部の地域ではトトキといって山菜の一種で珍重され、自分もトトキと言う名を知ってはいるが、食べたことが無い。
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野田内閣の支持率が早くも50%に下がったそうだ。
なにしろ、閣僚未経験者に財務、防衛などの重要部署につけ、適材適所をうたった割にはその効果どころか不安感を感じさせ、早く経産相の交代を招いている。
適材適所ではなく、むかしの自民党当時と一緒で派閥均衡順送りがさせた技であろう。
そして、震災復興と言う錦の御旗をかかげ、増税に走ろうとする節操のなさが今後の支持率を更に低くさせる要因になるに違いない。
震災復興に税金を投入するのはやむをえないと自分も思う。しかし、前にも書いたように議員定数を始め無駄な経費を削減した上で「これだけ足りないのでなにとぞ」というのなら、まだ納得しよう。
そして、「何にいくらかかるから」と言う明細もなしに、ただ19兆円以上かかるからと言われて「はい そうですか」と言うわけには行かないだろう。
また、一番腹立たしいのは、所得税や消費税を上げてその財源を賄おうとする安易な姿勢。取りやすいとこから取り、恒久化しようとする財務省の思惑が透けて見える、、、、。
次の選挙では、こんな民主党に投票したく無くなるが、といって、自民党にも入れたくない。
「日本にはつくづく信頼できる政治家のいない国だなぁ。」と改めておもう。
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コメント
おば様
遅れてすみません。
今日のブログに書いていますようにパソコンが壊れ、復旧に手間取っていました。
さて、政治の世界は魑魅魍魎。何が本当だか何が嘘だか、、、
とにかく彼らの言うことを素直に信じてはいけません。
私には、松下政経塾出身者は初めっから政治家を目指した人たちで、周囲が実績を買って出てくれと頼んだ人たちではないと思っています。
そういう意味では、一般大衆とはかけ離れた人々なのです。
投稿: オラケタル | 2011年9月21日 (水) 21時58分
野田さんの爽やかな弁舌は、曲者だった。
ガッカリした国民は多い。
適材適所の意味は、なんだろう
もう一度自問自答してよ、野田さん。
支持率・・・一度も聞かれたことないけれど。
本当にあてになる数字だろうか??
すべてを疑っても仕方ないが、疑わざるを得ない。
なんともやりきれない気持ちですね。
投稿: おばさん | 2011年9月20日 (火) 21時25分