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2011年10月 5日 (水)

鷺の目

013

昨夜来から小雨が時々降ってはいたものの、地面を濡らすほどでもなかった朝方。

稲架を連ねる一角に小サギが二羽あちこちを見廻している。

たぶん、住処を追われた蛙が出てくるのを”鵜の目鷹の目”ならぬ鷺の目で何一つ見逃さないぞとばかり見張っている。

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九時過ぎになって一気に雨脚も強くなり、今日は一日読書でも、、、、と思っていたが、根気がなくなっているため長続きはしない。

それでも、塩野七生の緋色のヴェネツィアを読み返した。

この小説は、このあと銀色のフィレンツェ、黄金のローマと続く三部作のひとつで、16世紀ヴェネツィア全盛時の青年貴族がこれらの都市国家を舞台に陰謀と愛の物語であるが、二度目とは言え展開の面白さに休み休みながら読み終えた。

この作者をはじめて知ったのは、今から20年ほど前、「レバント海戦」が最初だったと思う。

中世の海の戦いが面白く、子供ころ読んだ平家物語や太平記の戦記物語のように”血湧き肉踊る”までは行かなかったが、面白かった。その後「ロードス島陥落」「コンスタティノーブル陥落」と次々とこの作者の本を読み漁った時期がある。

のちに、橋本元首相が、首相当時この作者の本を愛読している。と聞いたときには不思議な気がしたが、案外彼もこれらの戦記物語が好きだったのか、それも政治家らしく「わが友マキアヴェッリ」だったのもしれない。

いずれにしても、今では分からないこと、、、、、、、

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