水鏡とはかくの如し
昨日今日と高曇りながら、おぼろげに太陽も雲のかなたに存在していることが分かる空模様であった。
気温も二十度前後と、この季節にしては高く、風もないため麻機沼の水面には波も立たず、水鏡とは「かくの如し」と言わんばかりの様相を示していた。
昨日は、久しぶりに女の子の孫が泊りがけで来てくれて、少し遅くまで語らったがため、ブログは休み。
女の子は、じいじの話を嫌がりもせず、ときどき合いの手を打って聞き、上手に載せてくれる。
ひごろは、「そんな話しは前にも聞いたよ!」って、話の腰を折る、そばの人と違って、、、、、、、
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このごろは、次から次へと新しい話題があって、テレビのワイドショーは楽しくて仕方が無いような雰囲気で放送している。
そのなかで、大阪の選挙は格別だと思ったのは自分だけだったろうか。
なにしろ、知事が辞職して市長に立候補し、代わりに子分とも言うべき人を府知事に立候補させるなど、ロシアの大統領選まがいの選挙をやった結果、両方ともかなり大差で当選してしまった。
しかも、それぞれの相手候補が各政党相乗りのオールジャパンみたいな候補に、、、、、
これほど大差が出来たのは、大阪の人たちが大きな変化を求めた結果であろうと思われる。
いままでの、政治では動かないことでは定評のある地方公務員に喝を入れることを望んだに違いない。
本来は、タカ派的主張をする”大阪維新の会”の主張には危うさを感じ、大阪人の気質には合わないと思うのだけれど、この際四年間は目をつぶってみようと言う気になったに違いない。
とにかく、大差で敗れたと知った後の、国会議員の先生たちの反応には驚かされるものがある。
前日まで対立候補を押していたのに、一夜明ければ手のひらを返したように、擦り寄ろうと一生懸命。つまり自分の次の選挙のことしか頭に無い。
官僚に取り込まれて、これと言った政策を持ち合わせていない、政治家の素顔が露呈した。と、しか言いようが無い。
これでは、神輿に乗って、戦った人はたまったものではない。
普通なら、「次の選挙にまたお願いしたい。」と、後顧の憂いを絶つように慰めるはずなのに、梯子をはずして「知らぬ顔半兵衛」を決め込んでいるようにしか見えない。
こんな人たちを次の選挙に出してなるものか。と、しっぺ返しをする必要がある。
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