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2011年11月 8日 (火)

身の程知らず

009w

今日は暦の上では「立冬」である。

冬の気たち始めて いよいよ冷ゆれば也。とある。

そして、昼近くから雲も厚くなり暦どおりの冷気が入ってきた。

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010麻機の一角に若い山柿が一本ある。

若いゆえにすくすくと伸びきり横枝を出すまもなく花を咲かせ実がなった。

初めは、何のこれしきと思っていたのだろうが、実が赤くなるころからとても支えきれずに大きく先端を下げてしまって、意味は違うが”山柿の門”が出来上がっている。

山柿の門とは、山上赤人と柿本人麻呂をいうと聞いたことがある。

山柿は誰がここに種を持ってきたのか、、、、野生ゆえに誰も世話する人もない。

鈴なりの実は、えいようが足りないか、回りきれないと見えていずれも小さいなかで、病気や害虫に襲われないような丈夫さがあったようですべてが育ってしまった。

もう少しの外力が加われば幹が折れたり、根元から倒れかねないほどの実、まさに”身の程知らず”に育ててしまった。

いまはもう、早く熟ささせて、鳥に啄ばんでもらって身軽になることを目指している。

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この柿の木を見ていて、、、、、実力もないのに若くして名声を得、ちやほやと過ごした男が中年になって、かっての名声が重荷になっているさまを連想してしまった。

ちなみに会津身しらず柿というものがあるそうだが、この木は若すぎるという意味で書いてみた。

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