ご辞退申し上げた
竹は草とも木とも分からないそうだが、この”皇帝ダリア”明らかに草である。
花までの高さは四mは優に超えて咲かせている、草がこんなに大きくなるのは、ほかでは見当たらないだろう。
寒さに弱いと言われ、十九日の雨風でかなり倒されながらも、残りはいまだ元気に咲き続けている。
今日も今日とて秋の夕日に染められて、直径は20センチもあろうかと言う大きな花を、高い空に揺らめかせて立っている。
このダリアの繁殖方法は、普通のダリア同様、地下の芋で増やすのだが、意外と生命力が強いようで、茎を短く切って挿し木するだけで増殖することが出来るそうだ。
「お宅も持って行かんかね」と言われたが、こんなに高く育つ草は狭い庭には似合わないし、離れてみる場所もないのでご辞退申し上げた。
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コメント
おばさま
「大は小を兼ねる」と言いますが、おば様のところほど大きな庭があればともかく、独活の大木よりまだ大きいんでは、ほかの花と釣り合いが取れません。
猫の額のような我が家の庭では、ご辞退以外何もありません。
投稿: オラケタル | 2011年11月27日 (日) 21時17分
よしこさま
そうなんです。
この花の色合いはダリヤの華々しさを感じさせないんですね。
ほかの色もあるようですが、私の周りにはこの色しかないし、、、やはりご辞退は当然でしょうね。
投稿: オラケタル | 2011年11月27日 (日) 21時10分
お隣さんにもあり、眺めさせてもらいますが
なにしろ高い…首が疲れるほどに。
流石 名の通り 高い所から下を見下ろすんでしょうか。
投稿: おばさん | 2011年11月27日 (日) 11時53分
そうなんですよね。ちょっと背が高くなりすぎて、離れらところに行かないと花が見えないですし、それに、やっぱり時期的にダリアの花は違和感があるんです。鮮やかでもあり、逆に寒々した感じもしてしまいます。高くなっても低いところにも咲いてくれるとまた違うんですが。最近は春にコスモス、秋にひまわりなんてあって、ちょっとなじめないです。やはり季節に咲いた方が良いような…。
それから、ハイビスカス、私も昨日写しました。ちょっと寒さにやられているのもあったのですが、頑張って咲いていました。なんて思うのは、勝手でしょうかね。
投稿: よしこ | 2011年11月27日 (日) 11時07分