« 円くなんてならない | トップページ | りんご摘みにはしゃぐ »

2011年11月16日 (水)

昔を思ってさまよう

024

冬来たりなば 春遠からじ

とか、うっすらと葉の上に雪を積もらせた石楠花には、来春に咲かせる花の蕾が膨らんでいた。

昨日十五日)母親の十七回忌を故郷 神岡の寺で子供たちだけが集まるというささやかな法事を行ない、その足で奥飛騨温泉は平湯で一泊することになった。

天気予報も降るかもしれないと報じていた通り、法事の始まる少し前に大降りしたが、墓に行くときには晴れていた。

そして、宿に向かう手前からぽつりぽつりと降り出した雨も、宿の仲居さんの説明を聞く間に白っぽくなり、細かい霰状になって篠つくといった感じで降りだした。

「あぁ、とうとう雪になっちゃったよ」と思わず声に出したら仲居さんはさも迷惑そうな声で「今年は、ずっと気温が高かったので、これが初雪ですよ」という。

さもあろう。自分たちも飛騨にいたころは雪は迷惑な存在。

車は動かしにくいし、屋根雪は降ろさなきゃならないし、、、、」など、数々の不便がのしかかってくる。暖い土地の人のようにはしゃいでなんか居られない。

早速、駐車場にもどって、自動車のサイドブレーキを開放しワイパーを立ててきた。

.

027d

朝起きてみたら意外と雪の量は少なかったものの冷え込みは予想通りで、自動車のウインドウはもちろん、あちこちが雪の前に降った雨をあわせて凍りついていた。

車のエンジンをかけ、暖気で氷を溶かしている間に、そのあたりを散策する。

風はないが、気温は零下5℃、空気はピンとした感じで静まり返っている。

010

シラビソの林の中、熊笹にかかった雪を見ながら子供のころを思い出し、散策用の通路を
さまよう。

雨が降らなければ、霜柱をさくさくと踏みしめて歩くのだが、今朝は氷で滑らないようにして歩くのが肝要。

西のかたは雲が多くて、シンボルの笠が岳は見えないが、東側は雲も切れて青空の下雪をかぶった尾根筋の木々が朝日を受けて輝いている。

|

« 円くなんてならない | トップページ | りんご摘みにはしゃぐ »

コメント

おばさま
法事と言うものは早いものですね。
やっと先年13回忌をしたばかりなのに、と話しあいました。
この人の法事は、きまって、と言うくらい雪になるのです。
命日は三月十八日なのですが、雪深い飛騨ではこのころのほうが雪が降りやすいので早めにやるのですが、、、、、へんなものですね。

投稿: オラケタル | 2011年11月20日 (日) 21時22分

お母様の17回忌でしたか。
ご兄弟が集まり、在りし日を忍び
お話に花が咲きましたね。
それにしても、もう雪ですかsnow

投稿: おばさん | 2011年11月19日 (土) 23時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90605/53278931

この記事へのトラックバック一覧です: 昔を思ってさまよう:

« 円くなんてならない | トップページ | りんご摘みにはしゃぐ »