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2011年12月25日 (日)

ホトケノザはサンタの落し物?

005

報道は各地でこの冬最大の寒波襲来を告げ、各地でホワイトクリスマスに接しているという。

しかし、ここ静岡は飛騨山脈、南アルプス、そして、賎機丘陵と言う三つの関所に守られて、雪のかけらさえ届かない。

しかし、地面には、霜をかぶったホトケノザが花を咲かせていた。

花のほうはどうした加減か赤いままで、その下の葉っぱが白いトゲトゲ状態に霜がくっついているのは如何にもサンタ風、、、、、昨夜のサンタがこぼした汗の一部に見えないでもない。

スーパーに出かけてみれば、すでにクリスマスは気の抜けたサイダー同様で、ローストチキンが這いつばってお辞儀をしている脇に「半額」札が立っていた。

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013夜になって司馬遼太郎原作の”坂の上の雲”があっけなく終了した。

日本海海戦の後に奉天まで退却したロシア軍との戦いで、主人公の一人秋山好古が悪戦苦闘する場面があるのだが一切カットされている。

原作とはいろいろな意味で違ったものを感じたが、これが脚本と言うものだろう。原作に忠実にやっていては、とてもこれくらいの量では済むはずもないから、、、

今年は、日露戦争が終わってから106年になる。

日本がおびただしい人の犠牲によって、ようやく手に入れた勝利も外交ではなんら得るところが無く終わった戦いに国民は憤ったが、舞台裏を解説できなかった政府と国民をあおったマスコミと言う構造は今に通じるものがある。

そして、静岡の三松に陸軍墓地と言うものが残っており、その一角に四十基を超える当時の戦死将校の墓が立ち並んでいる。

墓の側面には、どの場所で戦死したかが刻んであるが、読み取れにくくなっている。しかし、そのうちの大部分が遼陽南方首山保の戦いがあった明治38年8月31日であることから、凄絶な戦いがあり、多数の死者を出した旅順同様の戦いがあったことが分かる。

「一将 功なって万骨枯れる」という古詩があるが、これら将校の何十倍もの、、いやもっと多くの兵士がなくなっているがその墓はこれより小さくひとまとめにして別の地にある。

015この勝利で、大隊長橘中佐が海の広瀬中佐に対応する形で”軍神”に列せら、この墓地に連隊長の関谷大佐の隣して立っている。

倒されても殺されても次々と兵士をつぎ込む戦いを人海戦術というが、旅順以来この戦法は日本軍の十八番となり、装備の劣勢を精神力で補おうと万歳突撃など、先の大戦まで無駄に死んだ兵士数知れない。

テレビドラマでも、旅順要塞攻撃でこの光景を写していたが、砲弾のもと、機銃掃射の前の飛び込んだ兵士はもっとむごたらしい死に方をしたはず、、、、、、

しかし、ドラマはそれを賛美しているようにも見えて、また歴史は繰り返すのではないかと心配するのは危惧であればよいのだが、、

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