ついていけない
木立アロエの花が日当たりの悪い庭の隅っこで赤い花を咲かせ出した。
静岡では、以前からあちこちで咲き出しており、中には直径1mを超える大きな株になって花を無数につけているところもあるが、我が家で咲き出したものは、大きくなるたびにあちこち切り取られてしまう上、ほかの背丈の高い木と競合しなければならず、傷薬や胃腸によいといってもらってこられた割には冷遇されている。
そのため、切って捨ててもなかなか枯れないどころかその地で根を張り出すほど生命力の強いこの草も、花のつきも悪くふたつみっつしかない。
今日も細い筒状の花を下からのぞけば、花びらの先端まで雄しべと雌しべを突き出しているが、この時期、花粉を交配してくれる虫も見ることが無い。
アロエの原産地はアフリカはマダカスカルということで、筒状に見える細長い花びらも6枚の花びらからなっているが、かの地では長い歴史の中で蜜を吸い花粉を交配してくれる虫と共生していたのかもしれないが、日本にはまだなかの蜜を吸う虫も居ないようで、花のあと種を見たことが無い。
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先日、テレビで昭和の歌と言う番組を見ていたが、どの歌も店舗がゆっくりとしており、当時は、もっとリズミカルだと思っていた歌までしみじみと歌われていることに気がついた。
もともと日本の歌と言えば、民謡であり、長唄、義太夫などテンポのゆっくりしたもので、子供のころは聞いていても間延びがしすぎて、言葉の意味が分かりずらい面があった。
しかし、そのころの年寄りは、それが普通だったので流行歌などについていけなかったのかもしれない。
しかし、戦後しばらくと言うか昭和50年代まで子供から大人までみんなが知っている流行歌が年に何作もあって、レコード大賞などではかなりの数知っていたが、最近のこの翔は見ていても知らない歌ばかりで、見る気がしない。
そして、自分らが年寄りの仲間入りをした現在、いまどきの歌の歌詞が全然分からないくらい早口になっている。(前にも歌詞付きの歌で書いたことがあるが、、、)
テンポ、リズムを大事にするあまり、言葉がどこかに吹っ飛んで英語の歌かと思ってしまう歌もあるくらいになってしまい、むかしの年寄り同様についていけなくなった。
この先どこまで早くなっていくのか知らないが、いっそのこと、「夜明けのスキャット」みたいに歌詞など捨ててルルルルー、、、、、とやったほうがすっきりするのではないだろうか。
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おりしも、東京のほうから電話がかかってきたので、「どなたですか」って聞いたら、「何とかの何とかです」って言うが、あまり早口すぎて爺さんの耳には理解できない。
はぁ! はぁ! って何度も聞き返したら電話を切られちゃった。
こんな爺さんを相手にしても証券は買ってもらえそうにも無いと向こう様が判断したらしい。
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コメント
アロエは医者いらずと言うが、塗り薬やヒゲ剃り後の化粧水やダイエット飲料薬として使う為、アロエをミキサーで純度100%アロエ水を制作した。
投稿: 智太郎 | 2012年6月 1日 (金) 10時46分
おばさま
本当にいまの歌は難しく、個性の無い歌手はどれが誰やら、、、、名前も覚えられません。
むかしは、年齢に関係なく歌える歌があったのでsが、ああいう歌はもう出来ないのでしょうか。
投稿: オラケタル | 2011年12月14日 (水) 22時04分
アロエは医者いらず…とか言って
わが家にもありますが、最後は病院です
火傷には良かったと記憶しています。
最近の歌がわからない
いいえ私は歌だかグループの名前か
それすらわかりません。しかも横文字
お手上げで~す。
投稿: おばさん | 2011年12月14日 (水) 01時10分