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2012年1月23日 (月)

獲らぬ狸の皮算用

001

静岡市の池ヶ谷と言えば昨年11月に山から降りてきた鹿の捕り物で大騒ぎをしたところであるが、今日はそこから登って初日の出を拝んだ場所で狸とばったり出くわしてしまった。

003向こうさんも驚いたらしくもちらを見据えたままじっと動かずにいたので二枚三枚と写真に写してみたが、その間うずくまったままで動かなかった。

狸の周りのしたがりの枝が邪魔なので、少し回りこんでみるため、視線を動かした隙に狸はそそくさとうしろの藪に飛び込んだ。

山で熊にあったときには、視線をそらさないで後ずさりをせよと聞いたことがあるが、野生の動物は、視線はそらした瞬間を大事にしていることが、こんなところでも証明された感がする。

一般に、狸のことを狢と言う地方もあるようだが、狸と狢、ハクビシンは、身体の大きさと顔つきに多少の違いがあるもののよく似た格好をしており、人を化かすことにおいては、むかしから狸、狢、狐は三大化け物である。

また、狐に比べて狸は人里の周りで生活しているため、むかしから人に見られることが多く、”かちかちやま”をはじめ、昔話などによく取り上げられたり、皮と肉をとるため捕まえやすい野生動物の一つでもあり、”獲らぬ狸の皮算用”と言うことわざまである。

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最近宝くじの売れ行きが悪くなってきているそうだ。これだけ景気が悪くなればほとんど当たらない宝くじには魅力がなくなってきているためでろう。

いくら「夢を買う」とか「買わなければ当たらない」と宣伝しても博打にお金をつぎ込む余裕は無い。

これは、宝くじばかりでなく、競輪、競馬をはじめ、不況知らずといわれたパチンコさえも売り上げは減ってきていることからも分かる。

そこで、宝くじの関係者は、売り上げ増を図るため3億円だった金額を引き上げたり、いままで、払い戻し額を75%としていたものを70%に引き下げて、いわゆる寺銭を増やそうとしていると報道していた。

いまでも、三億円の確率は256万分の1と言われ、その他の公営ギャンブルの中では一番確率が悪くて、当たらないものの代表みたいに言われていたが、さらに当たらないようにしたのでは、それこそ、”獲らぬ狸の皮算用 になる。

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