ナンキンハゼの白い実が
静岡市を囲むように連なる山を薄く染めた昨日の雪も根性が無かったようで、その午後には解けはじめて、今日は朝から黒々とした山に戻っている。
かわって麻機沼では、外来植物として昨年来切り倒されてきた、ナンキンハゼの生き残りが、枝先に付けた種に皮を弾かせ、真っ白な種を花のように輝かせて、生命力の強さを誇示している。
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東京電力は、近いうちに企業向け電力料金の値上げを行おうとしていると、今朝の新聞は報じ、テレビのキャスターは早速、その影響を物価の値上げや企業の海外移転で雇用の喪失など一般家庭に影響が出ると声高に話していた。
これを見ていて感じたのは、マスコミを使った”やらせ”なのではないかと思ってしまった。
燃料が値上がりしたからと言うが、円高と燃料の値上がりの推移などを懇切丁寧に説明するのではなく、大口工業用電力料金は電力会社が勝手に決められることを盾に、17%と言う数字を出した、、、。
その結果、当然大企業が反発する姿勢を見せてる。これは、経団連の大企業同士の打ち合わせで決め手いたとしても不思議ではない。
その結果、原子力発電所の再開させるように国民を洗脳するのではないだろうか。
福島の原発事故で、会社がつぶれるかどうかの瀬戸際まで来ていると言うのに、充分な事故検証や対策も無い中で、再び原発を稼動させようと言うことは、金儲けのことしか考えていないといっても仕様が無い。
原子炉の稼動年数を、はっきりとした根拠も無く四十年と決めたその後すぐにもう二十年を追加しようとしたり、核物質の拡散を国民に隠し続けた政府や電力会社を初めとする、この国のトップやマスコミの言うことには”信”が置けないと言う事態になっていると言うことに対して、もっと謙虚な姿勢が臨まれるのだが、、、
由らしむべし 知らしむべからず と論語の中にあるが、意図をはっきりした説明が付けば、国民はそんな馬鹿ばかりではない。
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