仕分けた後は
この辺りも麻機になるのだろうか。麻機遊水地を作るためにバイパスと巴川にはさまれた地域を昨年買い上げて、予備工事に入っている。
前に、この辺りで田んぼを作っていた人に聞いた話では、川の水位とあまり変わらない湿地だったそうだが、巴川の掘削と、田んぼになっているところにコンクリート廃材を入れてかさ上げして、現在の地盤が出来ている。とのことだった。
そのため、上に埋まっている廃材を仕分けする作業にかかっているが、ホッパーに入れた土砂を、ふるいに掛けて、コンベアで四方に大中小と仕分けている。
大きさごとに仕分けた廃材、この後どこでどう処理するのやら。
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この光景を見て、民主党が政権をとって昨年まで何回か事業仕分けをしていたのを思い出した。
蓮肪議員や枝野議員が、痛烈な言葉でお役所の担当者をとっちめていた。初めのうちは、これで、日本の官僚体制もすっかり変わるものと期待をし、注目し喝采を送っていたが、なんだか、回を重ねるごとにその期待はしぼんでいった。
果たしてこの仕分けで、どれだけ無駄が省けたのだろうか、どれだけ簡素化したのだろうかと。
公約の一つだった、八ッ場ダムも復活するようだし、天下りも一向に収まる気配は無いし、特殊法人、外郭団体も整理できないようだが、、、
そして、野田総理になって、枝野大臣はは原発復活に意欲をもやしかけて忙しいのだろうけど、お役御免になって閑になった蓮肪さんはいま何を考えているだろうか、、、あの美しい眉が般若のように顔の中心に集めているのか、脱力感やむなしさで眉尻を垂れさせているのか
結局は民主党がまるごと狡猾な官僚のとりこになって、何一つ出来なくなったむなしさだけが残っているように感じられるのだが、、、。
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