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2012年2月12日 (日)

いっせいに微笑む

003

八重咲水仙が大きな群落を作っていた。

002これだけ集まると、一本一本はかすかかもしれないがかなり強い香りが一帯に漂っている。

向日葵よろしく、太陽に向かって一斉に花開いているさまは、まるで自分に向かって微笑んでいるかのような錯覚に陥ってしまう。

若いころ、自分の後ろにいる人に手を振っていた見知らぬ女性を見て、おかしいとは重いながらもこちらも思わず手を上げてしまった恥ずかしい経験があるが、勘違いを意識的にする場合は恥ずかしいともなんとも思わない。

八重咲水仙は、人工的に作り出したものでは無いそうで、山野に自生しているところもあるという。

八重咲きの花言葉は「田園の幸福」と言うそうだが、咲いている場所が田園と言うにはずい分違った場所であった。

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時々出かけるバイパス上の農地へ行ってみると珍しく孫連れの夫婦が来ていて、賑わっていた。

この畑は、安東に住まいする人が耕しているのだが、気のいい人柄で階段を六~七十段も上がったところにありながら、話だけをするために登ってくる人がかなりいて、自分もそのうちの一人である。

また、この畑のもうひとつよいところは、日当たりがよく、西風が吹き込まないため、今の時期、日向ぼっこにもってこいの場所でもある。

今日も今日とて、傍らに立つ八朔の木から、実をもぎ取り食べながら四方山話。

そのうちのひとつ、「人間は生まれて二~三年の間に、汗の出る穴が決まるそうで、寒い地方の子供は汗をかく機会が少ないので小さく、暖かい地方では汗腺が大きくなるんだって、、よっ」と言うことから始まった。

「ふ~ん それで、雪の降る地方は新潟美人だの秋田小町だの東北美人といって色白の肌のきめが細かい美人が多いのかな?」

「静岡は暖かいからなぁ 不幸だね」「うん、何でも富士山の神様が木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)っていうそうで、美人に生まれるとやきもちを焼かれて長生きできないんだって、、、」「けんど、ミスユニバースかなんかで優勝した人もいるんだぜ、、、」

「あの人はスタイルがいいけんど、、、美人?肌がきれい?」

「あの人の母さんが麻機沼の周りを散歩しているけんど、見たことがある?」「見たかどうかわかんない、知らないひとだもの」

「親のスタイルもいい人だから、ダンスをしたいって申し込んだらどう?そのでっかい腹も引っ込むと思うよ」

そんなこんなで、昼飯解散をするまで話は続く

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