少し不安そうに
緋連雀(ヒレンジャク)が一羽、真上の電線に止まっているのを見つけた。
大きさはツグミよりは少し大きいかどうかといったところ、羽根に特徴のある派手ないでたちで、乙に澄ましているが周囲に仲間もいないし、なんだか不安そうである。
冬になって日本に渡ってくる鳥であるが、群れになって飛んでいるのを時たま見るので、一羽と言うのは迷い鳥なのだろうか。
前に聞いた話では、シベリヤなど北方大陸で餌が多い年は渡りが少ないそうで、その年によって多い少ないの差が大きいそうだ。
この冬は、はじめて見るので少ないのかもしれないが、となると、極寒のあちらではこの寒さをどうしのいでいるか、、、、ダウン(羽毛)のコートはよほどの上等品と見た。
.
アメリカ軍の再編見直しで日米政府が協議し、沖縄にいる米遇軍の一部をグアムやオーストラリア、岩国基地などに分散したいそうで、これは普天間基地の移転とは切り離して行うと共同声明を発表した。
米軍の再編配置については、新興の中国脅威論が元になりアメリカ軍の都合であるが、いつものように新聞を見ると、アメリカの言い分を聞く外交に変化は無い。
そして、移転費用などは日本がかなりの額を要求し、日本は沖縄にあるほかの基地を返還するよう要請したとある。
この二国間交渉ではいつも、要求と要請がつきまとう。
翻訳の仕方でこうなっているのではないと思うが、この文字の解釈ではアメリカは何時までも日本を属国と思っているのだろうか。
なぜ日本は何時までもへりくだっていなければならないのだろうか。
まえに、イスラエルがパレスチナの土地に入植地と言うものを拡大させ、アメリカが止めようとしたが駄目だった際、オバマ大統領は「何でも言い合える対等の立ち場なので、、、」と言葉を濁したことがあるが、日本は一度だってアメリカにたてついたことは先の敗戦以来一度も無い。
今回の発表には外務大臣と防衛大臣が行っているが、史上最低に防衛大臣はどんな観点で交渉したのか、議事録があれば見てみたい気がする。
まさか、震災の後の会議のように取っていませんでしたということは無いはずだから、、、
| 固定リンク
コメント