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2012年3月30日 (金)

陽光を跳ねかえして

033

034ムラサキシジミを久しぶりに見かけた。

濃い青紫の羽根を飛ぶたびにチラチラッと見せるのだが、とまるたびに羽根をたたんで青木の花の蜜を吸っているので、裏がわの茶色く地味な部分しか見えない。

蝶の羽根は、広げた状態で背中側から見える部分を表側とし、下側を裏としているためこういう表現になってしまう。

紋白蝶やアゲハチョウの場合は、閉じても広げてもそんなに変わりない羽根の色であるが、中にはこの蝶のように裏表ぜんぜん違う色合いのもいる。

江戸時代、幕府の贅沢禁止令で派手な色合いの着物や羽織を切ることが出来なくなった大商人たちは、裏地に金をかけ、これを”粋”だといったが、さしづめこの蝶はその逆と言うことになる。

もっとも、鎌倉時代末期から戦国時代の武将などは、ど派手な色合いで妍を競い、これを婆娑羅(バサラ)とか傾く~歌舞伎者(カブキモノ)といったそうだから、幕府の禁止令がなければ江戸時代は元禄時代を上回って、もっとすごい衣装が出ていたことと思う。

そんな意味で権力が芸術(?)を歪めてしまったのだが、幕府の権威も鳥や蝶の世界にまで及ぶこともなく、ムラサキシジミは春の目覚めとともに、繁殖相手にアッピールすべく食事が済むと羽根を広げて、陽光を跳ね返し、光沢のある衣装を見せびらかしていた。

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消費税値上げを閣議決定したことで政界はまた騒然としてきた。

国民新党は分裂し、民主党の中でも役職を辞す人が出始めている。

野党がどう対応するか分からないが、まず与党の中から崩壊が始まったと言う感じである。

一体改革をした後で増税に、、、とは、やっと先日まで言っていたことだが、身を切る改革と言うのは一向に目鼻がつかないでいる。

国民新党出身の大臣と役職者は本心はいざ知らず、外見では役職にしがみついているとしか見えない。

この先、どれほど信念のない行動を見るのかと思うと、情けない気持ちになってしまう。

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コメント

おばさま
今日は沢山のコメントをありがとうございます。
天然お美しさは、人間の想像力を超えるものがあります。
ちんどん屋のジンタに使われる美しき天然ではありませんが、神の御んて尊しや   でしょうか。

投稿: オラケタル | 2012年4月 4日 (水) 22時22分

古来より紫は高貴な色とされていますが、ムラサキシジミはさしずめ蝶の女王かしら。ルリタテハもきれいですが、本当に宝石が飛んでいるようですね。
私は紫の花が大好き。これも高貴な身への憧れかしら。

「ボロを着てても心は錦」ではありませんが、美しいもの、よいものを目指す心を失わずに進みたいものですね。

投稿: おばさん | 2012年4月 3日 (火) 23時18分

よしこさま
ムラサキシジミ、昨年は見ていないので二年ぶりということになります。
これで、タテハチョウやアゲハチョウほどの大きさがあるともっと知られているのでしょうが、最も保身のためには小さいほうがよいのかも、、、
国会議員も、政策論争というより保身のことでセ一杯、もしこれで解散総選挙になったとしても違憲判決が出ているので無効になるのかも、
それともそのことが、解散できない理由になるのでしょうか。いずれにしてもろくでもない議員ばかりになってしまいましたね。

ところで、先日もよしこさんのブログにコメントを入れようとしましたが、3度失敗しました。
下にある、ランダムの数字が拒否しているようです。

投稿: オラケタル | 2012年3月31日 (土) 21時55分

ムラサキシジミ、綺麗ですねヽ(^o^)丿
シジミチョウってなかなか中の綺麗なところを見せてくれなくって、やっととまってくれたと思って、じっと見ていてもむこうもじっとしているか、逆にすぐ飛び立ってしまうかで、ほんと、目の端にチラッとだけしか、中の模様が見えませんね。
国会と言うか民主党というか国民新党と言うか、なんとも、わけのわからない状態で(こちらからは本性が見えちゃうとい事もありますが)そんなことしている場合じゃないだろ!って思わないんでしょうかねえ。

投稿: よしこ | 2012年3月31日 (土) 15時20分

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