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2012年3月 2日 (金)

雉も花見に行く?

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二羽のケリの攻撃をものとせずに直進する
鍋蓋のような厚い雲の下、「泥鰌や鮒っ子が氷の下で天井っこ張ったと思うべな」と歌わせたようだな。なんて思いながら歩いていると、ケリが田んぼの中でけたたましい叫び声をあげながら上下に舞い狂っていた。

もう卵を産んでいるのかな、それにしてもかしましいものだと、その方向を見ると雉の雄が一羽、切り株だらけの田んぼを横切っている。

たぶん、その進行方向に卵があるんだろうか、ケリのほうは必死になって妨害しようとしているのだが、雉のほうは何がなんだか分からないといった風に見え、迷惑そうながら歩くことをやめない。

そのうち、水路をはさんだ隣の畑に行くことで騒ぎは収まったが、雉のほうはさらに進んで梅の木の下に行き、しばらくはその辺で食べ物を探していた。

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そのうち、はたと止まって上を見上げている。まさかとは思うが、雉も花見をするの?

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原発事故からほぼ一年がたったことになるが、先日民間の事故調査委員会が、関係者の話を聞き取りした報告書がマスコミを通じて発表された。

詳しいことは、報告書を読んだわけではないので分からないが、当時の政府の対応を散々にこき下ろしているといった感じがする。

いわく、泥縄的なその場しのぎの対策、菅前首相の苛立ち、補佐する官僚や原子力保安委員の無能などでレイムダックになっていて、ひとつ間違えば最悪に事態になっていたとしていた。

確かにそういわれれば、そんな面もあろうが、翌日民放の番組に出演して委員の一人があまりにも自国政府をこき下ろし、アメリカが冷静な判断をしていたとの見解をきいたとき、判官びいきではないがアメリカだってそんなにいつも冷静だったわけではなかったし、今回は幾分対岸の火事だったと言いたかった。

キューバ危機では古過ぎるかも知れないが、9.11のテロのときのブッシュ大統領とアメリカ国民のあわてぶり、迷走ぶりはいまの日本以上だったでは無かったろうか。

ブッシュ大統領とその政府は、そのとき犯人が誰か分からないうちから、アルカイダの犯行にし、その報復のためイラクとアフガニスタンへの攻撃に踏み切った。

結局は、自分たちがあまりにもイスラエルへの一方的肩入れのため、アラブ社会が反発したのが、9.11の遠因であり、イラク、アフガンへの攻撃で9,11の犠牲者以上の数の戦死者を出しまだおさまっていないし、攻撃した国の市民の犠牲が何十万人とも言われている。

結局あのときの混乱は、いまの日本以上にしっちゃかめっちゃかだったことを忘れてはならない。

今回の事故は、範囲も規模も、アメリカの二つビルや神戸の地震とは桁が違っている。

対策の遅れや想定した規模を小さく見積もったのは、東電であり堤防を設計したお役所であり学者だった、、、、、、、、

その結果を、泥縄式、レイムダックだと批判する委員会の委員はそのときどうしていたのだろうか。

批判するだけなら、自分にも出来ることである。

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