好かった好かった、、と
日本では環境の悪化から絶滅危惧種に指定されているとか聞いたので、誰かが移植したのでなければ、珍しい見つけ物である。
濃い紫色は、ともすると黒百合を思わせ、3センチほどの花を下向きにつけ、寒さ除けか、花以外の場所に産毛のような細かい毛を生やしている。
名前の由来は、花が終わって実をつけた綿毛が、高山植物のチングルマのようになるところから名づけられたそうで、信州では、お稚児さんの頭に見立てて”チゴチゴ”と言うところもあるそうで、立科町産のこの花は、さしづめ後者の名前で呼んであげたほうが似合うのだろうか。
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「いや 好かった好かった」は昨日から今日に掛けてどれだけ言ったことか、、、、
二日かかることを予想していたのが一日で済み、おまけに朝からの小雨で、もし残していたら、じゃが芋の植え付けを中途半端にして帰らなければならないところだった。
畑から30分ほど離れた春日温泉のもちづき荘のとろりとした温泉でも、昨夜飲んだビールでも疲れを取れず、夜中にカラスガイで目を覚まし寝不足気味の身体は、もし、今日が晴れていたとしても、畑に出るのは辛かっただろうと思うと、またしても、”好かった好かった”が口について出る。
五ヶ月ぶりの東信、頼まれものの農作物や酪農品を買い揃えて、小雨降る中を静岡目指して車を走らせる。
山梨から県境を越えれば静岡市、宍原の新東名清水インターに入り、静岡インターで降りて家に帰れば、従来40分から1時間かかっていた道のりが25分で到着する。
帰り着いてほっと一息、そのあとには「好かった好かった」の連発になる。
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コメント
よしこさま
翁草、栽培されていたものか自然のものか分かりませんが、自然のものだとすると貴重な花ですよ。
新東名、一区間だけですが初めて使って見ました。
ついでに、清水のサービスエリアにも入って見ましたが、よくこんな広い土地があったものだと感心はしましたが、なれないためか、テレビで騒ぐほどことはないと思ったのは、年寄り向きではなかった、ということでしょうか。
投稿: オラケタル | 2012年4月28日 (土) 21時43分
よかったですね。いろいろと!
翁草、綺麗ですね。思いがけずに見られて良かったです。
新東名もやはり良いようですね。
まあ、あまり意味はないかもしれないですが、県内をぐるり新東名と東名を使って、一周してくると、1区画分の200円で済むようですよ。今だけなのかしら?でも県内の移動は格安にしてるとか。石が落ちてくるのだけはご勘弁をですが。
投稿: よしこ | 2012年4月28日 (土) 17時16分