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2012年4月14日 (土)

上を見上げて

029

15センチはあろうかと言う大輪の椿の花がドサッという感じで濡れた草むらに落ちてきた。

むかしの武士が首が落ちるように花が丸ごと落ちるを嫌って、庭先に植えなかったとも言う。(椿三十郎では赤白の椿が流れたが、、、、あれは映画なのだからかな。  それとも首が落ちるのは覚悟のうえのはずだからか)

おしべを空に向け地面の転がっているさまは、元に戻れないことを知って、今までわが世の春を謳歌していた枝を恨めしそうに上を見上げているようにも見える。

新聞を騒がした人の中には、落ちて初めてもとの幸福だった時代に戻れないことを身に染みて知った人がかなりいることだろう。

終日、小雨が断続的に降る中、止み間を縫って麻機沼を一周してくる。

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018今日は、新東名が静岡県内でほかに先んじて開通した。

着工が始まって20数年、いろいろと工事にかかわる不祥事があった。

道路公団は旧建設省などからの天下り、談合、族議員など利権の温床とされ、小泉政権のとき民営化にされた。

その間にも景気の低迷などでたびたび足踏み状態なり、「生きているうちに、この道路を走ることが出来るのかな?」なんて言っていただけに、一部とはいえ利用できそうだ。

いままでの東名は、我が家から静岡インターまでの距離が遠く、西に行くのなら焼津インターを、、、、東に向かうなら清水インターを利用していた。

しかし、今度のインターは家から近く、10分ほどで乗り入れることが出来る上、長野に行くときは、清水市内を走らなくてよくなった分、時間と距離がかなり縮まったようだ。

そして、一般乗り入れは午後三時からということで、ちょうど散歩の途中取り付け道路沿いに道を歩いていたが、野次馬根性と言うか一番乗りをしたい人が多いようで、道路上で駐車をしないように電光掲示板が出ているにもかかわらず、道路上は車の渋滞が発生していた。

それこそ、電線マン音頭ではないが「人の迷惑顧みず、、、」

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コメント

おばさま、
椿の花の不思議なのは、かなりの割合でが雄しべをのついたほうが上向きに落ちていることです。
雄しべのついたほうを下にしたほうが安定しているように思うのですが、、、、
そして、帰らぬ身とは知りながら、自分が元居た場所を見上げているのは、昔話の自慢しか出来ない自分に重ね合わさるようで、、、、、、、。

そうそう、今日の新東名の取り付け道路はスムースに動いていました。
私が、これを使うのは多分10日ほど後になると思います。


投稿: オラケタル | 2012年4月15日 (日) 22時10分

幼いころ、夕暮れに椿の花がポトッと地に落ちるのを初めて見ました。あまりに潔く儚い最後に、ゾッとするという
よりも、ただただ不思議でした。

新東名、近くを通っているのにまだ見に行っていません。一度利用してみたいものです。せっかくETCも
あるのですしね。

投稿: おばさん | 2012年4月15日 (日) 13時45分

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