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2012年5月 1日 (火)

而してその正体は

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大きくくちばしを広げ、空まで届けとばかり囀るウグイス


「梅に鶯 ホーホケキョ」で知られるウグイス。

春を代表するウグイスであるが、その姿はめったには見られないし、梅の花咲く頃はまだ地鳴きで、ホーホケキョとは啼かない

日本古来の花札には、梅の枝に掴まっている緑の鳥をウグイスと思っている向きもあって、ウグイス色と言うと緑色を言うことが多い。

名探偵多羅尾伴内風に言うと「あるときは声だけ、あるときはメジロ風に、而してその正体は、、、」といって覆面を脱いだウグイスの正体がこの写真である。

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麻機沼のまだ芽吹かぬ木の枝に上り、周囲を睥睨してさえずる姿は、臆病なウグイスの中では異色の存在か、すぐ側に人間がカメラを構えているのを知りながら、ホーホケキョをさえずったあと、さらにケキョケキョとと連続して谷渡りと言う囀りまで披露してのけた。

しかし、さすがに人間が側にいたのでは彼女が近寄ってこないと悟ったのか、最後に一発糞をひって飛び去ったが、ひとつには人間なんか怖くないと仲間内に誇示したのだろうか。

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今日五月一日は労働者の祭典、メーデーである。

発祥は1,886年、アメリカで8時間労働を要求して労働者が集会を行ったのがきっかけで、その後、労働条件、待遇改善を総資本、政府に働きかけたて来た。

日本でも、戦時中、政府の弾圧下細々と続けられてきたが、戦後にいたって大規模な集会が行われるようになった。

そして、食うや食わずの人たちの労働争議は力を持ち、昭和30年代まで「むかし陸軍 いま総評」と言われるほどになったが、40年代辺りから生活が向上し、バブルを迎える頃になると労働組合の力をそぐ要素が増えて衰退期に入って今に至っている。

労働組合が、力を失ったのは三池争議などによる、資本側の懐柔政策で第二組合など分裂工作に載せられたのが大きかったと思う。

また、分裂とまでは行かない組合でも、組合幹部が労働貴族化したり、自己の立身出世などを目的にしているのが目に見えて分かったため、一般労働者が組合に距離を置き始めてしまったことが大きかったようだ。

ともあれ、昭和30年代の高揚した組合運動を目にし、50年代の衰退まで一組合員として、メーデーに参加した身にとって、三年まえの駿府公園の集会を見に行って以来、寂しいと言うか、、、、、、無残なというか、、、、、今年も行くのをためらってしまった。

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