沙羅双樹の花の色
別名を”沙羅の木”といい、お釈迦様がこの木の下で入滅したと、あるお寺に立て札があったが、沙羅双樹の木は熱帯のインドに育つ木で、まったく別物だという。
ことしのNHKの大河ドラマは「平清盛」平家物語の主人公で、その生涯は平安朝末期に武士社会を一気に頂点にのし上げた人物で、その功績は大きいものがある。
ただ、そこで得た力が絶大すぎため、反感を買い滅びていくさまを書いた物語が「平家物語」でその出だしは、祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色は 盛者必衰の理をあらわす 、、、、とあり、沙羅双樹に見立てられた、この白い花に滅びの哀れさを見ている。
花の直径は、4~5センチ、白い花のなかにわずかだが紅を差したような淡い赤が見えるところは、この木だけの特徴かもしれないが、お釈迦様がこんな木の下、花を見上げて亡くなったとしたら、、、、、、、
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