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2012年6月18日 (月)

綿菓子のように

019

モリアオガエルがその名前を世間に知られているのは、姿形でなくその卵を水溜りの上にある木の枝などに大きな綿菓子(関東では綿飴という)のような泡の玉に、卵を産み付けているためであろう。

モリアオガエルは普段、山の中の落ち葉の下など湿った場所を住処(すみか)としているため、自分も見ているのかもしれないが、その正体を知らない。

いつもの散歩がてらに麻機の農道を上がって、その道沿いにあるみかんの木にその白い綿菓子が二つ三つと絡まっていた。

下には、散水用の古い浴槽を水ためがあり、この水溜りにおたまじゃくしを落とせばよいと知って、どこからか集まってきたもののようだが、日も高くなった時間にはどこかへ去った後である。

泡の色はまだ純白と言っても良いほどなので、多分ここ一日二日の産卵であろう。

摘み遅れた夏みかんの下は、この暑い太陽の日差しをさえぎり、後半月もすれば、下の水槽にはおたまじゃくしが一杯落ち込むに違いない。

中を見たことがないので分からないが、捕食者がこられる場所でないようだから、うまい場所を見つけたものだ。

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コメント

よしこさま
このみかんの木は手入れされている様子ですので、残っていくと思いますが、、、、今日の台風で、、、どうなることやら、、、また注意してみましょう。
豊年海老、面白いところで見つけましたね。早速見せいぇもらい増す。
静岡は暖かいところですから、もっとあちこちに豊年海老がいてもいいのですがなかなか見ることができません。
この豊年海老は、小さくてはかなげな生物ですが、どんなに乾燥してても卵になると生き残れるという強靭な生き物だそうです。
これからも何年も生き残ることでしょう。

投稿: オラケタル | 2012年6月19日 (火) 22時09分

まんぼさま
静岡では、丸子の誓願寺が毎年のように新聞に載るほか、清水の大内の付近でも見たことがありますので、案外身近にいるのではないでしょうか。
ただ、本文でも書いていますが、山にいる緑の蛙はまだ見ていないのです。
案外、これも散歩道に出ているのでしょうけれど、、、

投稿: オラケタル | 2012年6月19日 (火) 22時03分

こんにちわ。
本当に、珍しくて近くでは生息していないものとしていましたから、びっくりしました。丁度条件の良いところを見つけて脈々と命が引き継がれて行っているんですね。
このミカンの木がずっと残って行ってくれるといいですが。
以前にオラケタルさんのところでみた、豊年エビと思われるものを昨日見つけました。北安東のコスモスの畑になる田んぼです。一杯いたので、しばらく張り付いて、観察したいと思います。

投稿: よしこ | 2012年6月19日 (火) 16時47分

こんばんわ!
なんと、こんな身近でモリアオガエルの卵を見られるのですか!!
もっと山の中のことだと勝手に決め付けていました・・・。
これまた勉強になりました。

投稿: まんぼ | 2012年6月18日 (月) 21時41分

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