機械の目
この暑さが、稲の生育に必要だとわかっているのだが、麻機田んぼの間ですれ違う同年輩との挨拶は「今日も暑いですね」
最近になって、急に背伸びをした稲は40センチを越えそろそろ花を咲かせる時期が迫っていることを示す。
曇り空の隙間から日がさせば、夜の間に吸い上げた水が尖った葉のあちこちに水玉になって吐き出され、きらきらと宝石をばら撒いたように光を屈折する。
写真にして見るが、なかなかこの情景が絵にならない。腕の悪さを棚に上げて言えば、情感のこもった人間の目と無機質な機械の目の違い。
機械であるロボットがなかなか人間を越えられない。こういった感情の表現が難しいためであるが、鉄腕アトムのような存在が出来るのはいつの日だろうか。
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明日、涼しいうちに長野に向けて発つことにした。
主目的は、避暑でなくじゃが芋掘り、、、、
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