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2012年7月13日 (金)

とっかえひっかえ

006

今朝方雨の後、機会をうかがっていた朝顔の花。雨粒を喉元にしたたらせて咲いていた。

七月七日の朝顔市には間に合わなかったものの、そのすぐ後から、次第に数を増やし、毎日毎日雨さえ降らなければ、とっかえひっかえと咲きつづけている。

朝顔は、明け方に花開き昼過ぎには萎むという短い開花の間に受粉をしなければ種が出来ない花だが、結構秋口には種になっているところを見ると、虫のほうも早起きと言うことになる。

朝顔は、平安時代になって薬として入ってきたそうで、今でも漢方薬の中に入っているが、当時はかなり貴重な薬として使われていたと聞くと、こんなに種が沢山出来るのにと思ってしまう。

そのご、江戸時代になって、暇な武士階級がこの花もいろいろといじくって、一時は1100種類とも言われるほど多様化したときもあったが、この花はやっぱりシンプルに限ると思うのは素人目かな?

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例年、梅雨末期には九州北部には集中豪雨が降り、被害が出ているが、今年もまた異常な降りかたで、気象庁は「いままで経験したことのない、、、、」と言う言葉を使って警告した。

たしかに、テレビを見ていても集中豪雨による濁流は恐ろしいばかりの迫力を持って流れていたが、土砂崩れの現場や、水の引いた場所では杉の大木が根こそぎ流れ積み重なっている模様が映し出されている。

先年、静岡の東北,小山町でも台風による災害で杉の木が流されてきて被害を大きくしていたが、戦後の国策で、山中を植林したことが裏目になってきているとしか思えない。

そのむかし、山で木を集め薪として使っていたころは、山の手入れも出来ており、杉の木の森はでは間伐材は足場丸太などにつかわれ、枝打ちされた枝や葉は誰でもが使ってよく、子供は学校に持って行ってストーブで燃やしたものだった。

ことさら、リサイクルなどといわないでも無駄のない暮らしが出来ていた。

それが、次第に崩れていったのは、ただ便利と言うだけの化石燃料を使い、海外の安い木材に押されたといって山の手入れをしなくなったため、山全体の保水力と根が浅くすぐに倒れる杉一色にしてしまったことにある。

このサイクルを崩すことなくして、山の防災の手立てはないと思うのだが、識者でこれを指摘する人がいないのか、マスコミの関心がこちらに向かないのか、、

ただ、災害現場に合羽とヘルメットをかぶっていって、金切り声を上げているだけが現場である。

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コメント

御助言ありがとうございます!
まずは色々写しながら、使いこなせるように試行錯誤しているところであります。

洪水と言った被害の防止は急務ですね。
そして、単純に景観としても楽しめるのではないかと期待してしまいます。
とはいえ、多くの時間と労力を費やさなければならないのでしょうが・・・。

投稿: まんぼ | 2012年7月15日 (日) 08時21分

まんぼさま
いつもお褒めいただいてありがとうございます。
デジタルカメラを買われたとか、大いに活用して、たまには写真を見せてください。
こんなことを書いては、慢心しているかのように聞こえるかもしれませんが、写真はその人の感性、センスであると思っています。
よくカメラが悪いからと言う人もいますが、カメラのせいではないと思います。
むかし、カメラマンが、フイルムを何本も使いパシャパシャと写していたのを見てあれだけシャッターを切れば、そのうち何枚かは良いものが出来ると思っていましたが、デジカメはその意味でむかしのカメラマン同様になったようです。
何回も同じ被写体に、いろんな角度から写してみてはどうでしょう。

杉の木による被害の拡大。いつもそう思っているのですが、不思議なことにどこも取り上げないようです。
国土の保全を言うなら、地主の分からない山林ぐらい国が接収し管理できないものでしょうか。また、管理できない地主は権利を放棄するぐらいでないとこれからも災害は止まらないと思うのは、山林を持たないもののひがみ根性でしょうか。

投稿: オラケタル | 2012年7月14日 (土) 15時32分

こんにちわ!
最近デジタル一眼レフカメラの一番安価な入門機を購入しまして、改めてオラケタルさんの写真はいいなぁ、と思いながら見させて頂いています。
杉一色の山、どうにかしたいですね。確かにおっしゃるとおり、マスコミ関係が日本古来の山に植生を戻そう、なんて訴えてるところを見たことがありません。山は好きなのですが、手入れのされていない杉一色の山を見てると何だか少し寂しいような悲しいような気持ちもします・・・。

投稿: まんぼ | 2012年7月14日 (土) 07時32分

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