止まり木を巡って
麻機沼のウチワトンボが水面を望む小枝の先に止まり、縄張り争いを続けていた。
ウチワトンボ、黒と黄色の段だら模様の尻尾(?)は一見オニヤンマを思わせるが、尻尾の先端に名前の元になった団扇を思わせるふくらみがついていて、オニヤンマに比べれば一回り小さいことで区別が付く。
このトンボ、もともとは九州南部にしかいなかったのだが、これも地球温暖化で北上したらしく、静岡で見つかったのは、20年ほど前からで、まだ山地には上っていないようだ。
ともあれ、小さな小枝はコフキトンボやハラビロトンボ、コシアキトンボなど違う種類のトンボも狙っているため、ほかのウチワトンボと空中戦を演じていると、居場所を取られてしまうようで、「油断もすきも無い」とばかりに警戒していた。
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国会は、内閣不信任案を否決したが、またしても執行部の方針に従えないと謀反議員がでる。
どちらの党も、政策で争うのではなく、いつ解散をするのか、どのタイミングでどうすれば自党に有利になるかしか考えていない人ばかりが、党を引っ張っているようだ。
そのため、民主も自民も、執行部の権威がた落ちである。
そんな執行部でも、まだなりたい人がずいぶんといるようで、九月の執行部選挙はまた一波乱が噂されていて、党幹部も止まり木を奪われるのではないかと、気が気でないといったところ。
いちど、麻機沼のトンボを見にきたらどうかと提案してみたい。
もっとも、トンボのほうは、我々の陣取りは国会並ではないというのはわかってのことだけど、、、、、、、、。
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