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2012年8月21日 (火)

草木もばてて日が暮れる

024

ぶり返している残暑に、人間のみならず草木も夏ばてを起こしている。

夕日も西の傾き、山の端にあとわずかだが、さえぎる雲も無いので、夕焼けは無理なのかもしれない。

その夕日を見送るかのように、シオカラトンボが羽根を光らせて相対している。

まさか、「今日の日をありがとう」とはいっていないと思うが、、、、、

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内戦状態になったシリアで日本人ジャーナリストが殺された、とテレビは報じていた。

日本から遠い中東の国。石油などを産出している国ではないだけに、あまり日本とは関係のない国だったが、昨年リビアで起きた民衆蜂起がエジプトなどに飛び火した後、親子二代で民衆を押さえつけていたアサド大統領にも咎めが出てきたという感じである。

理由はどうあれ、政権が自国民を武力で弾圧するにいたっては、行き着くところまで行かないと収まりがつかないだろう。

こうなる前に何とかする手立てもあったと思うが、毎日のように何十人、何百人といった単位で死者が出ていては、ルーマニアのチャウシェスク大統領、リビアのカダフイ大統領のような末路で決着するしかないし、その後遺症で国が安定するまでにはかなりの時間がかかることになる。

どこの国でもそうであるが、一度権力の座に坐ると居心地がよほど良いようで、その権力を長持ちすることに腐心する。

その結果、民衆の支持を受けて権力を得た当時の気持ちはすぐに忘れ、自己陶酔にはいっていく、、、。

「裸の王様」にあるように、甘い言葉だけを求め、諫言は遠ざけ、自己陶酔にはいっていく。

いまシリアの情勢を見て思うのは、好い思いをしたアサド一族は良い、しかし、その手先となってしたがっていた少数派に属する宗派の人々は逆差別を受けかねない。

それにしても、宗教とは、人々の平安を願って作られたものなのだが、、、、、、洋の東西を問わず、考えさせられるものがある。

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