普通の花に並みの蝶
花から花へと、あまりの数の多さに目移りがしたのか、小さな花なので蜜の量が少ないのか、落ち着き無く飛び回っている。
このアゲハチョウの別名をナミアゲハという。初めはこの”ナミ”と言う字がどこから来たのか分からなかったが、波ではなく並であり、ごく普通のと言う意味だということがわかって、もうすこし、昆虫学者も名前の付けかたに気を使って欲しいと思ったものだった。
さて、蝶が並なら、アレチノハナガサも最近ではどこにでも生えている雑草で、ごく普通の草になってしまった。
日本に入ってきたのは、昭和30年代と言うから、ごく最近になって入ってきたものようだが、持ち前の生命力の強さから、範囲を広げ在来の植物を圧倒している。
おまけに、多年草と来て麻機の一角には直径3センチほどの茎を持つこの草の切り株を見たが、どう見ても木にしか見えない状態である。
先日も麻機沼の観察会で説明役で来ていた”何とかNPO”の腕章を巻いていた人が「困るんですよね、この草は、、、」と言ったが、何もしないでそのままにしていたのを見て、、、、、、、「なんだかなぁ~」と
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コメント
tomokoさま
ナミアゲハが本当の名前か別名か分かりかねますが、植物の名前には、心無い名前が結構ありますね。
名前とは、記号だと言った人もいますが、その名前には愛情が欲しいと思うには、自分だけでしょうか。
ヘクソカズラ、オオイヌフグリ、ハキダメギクなど、、、
そういえば、自分の子供に「悪魔」と名づけようとした親もいましたから、、、、
投稿: オラケタル | 2012年8月31日 (金) 15時55分
ナミアゲハが本当の名前ですか、ただ、アゲハとしか呼んでなかったので勉強になりましたが、少々可哀そうな、あまりにも気遣いのない命名ですね!
我が家の庭でも一番沢山見られる蝶ではありますけれど、、、
投稿: tomoko | 2012年8月31日 (金) 06時28分