猿も滑る
夏の暑い盛りをものとせず、サルスベリが咲き、マルハナバチを誘っている。
蘂の周りを花びらが取り囲んでいるのだが、花びらが直接蘂の周りから出ず六本の細い棒の先端で広がって、隣の花びらなどとこんがらがっているためなんだか豪勢な花といった感じがする。
長い期間、次々に咲いては散り咲いては散りを繰り返すため、百日紅という名がつけられている。
一方で、木が大きくなるにつれて、表皮が剥がれ落ちつるつるとした硬い樹皮が出てくるため、猿も滑るだろうと、つけられた名前が猿滑り。
”猿も木から落ちる”というが、先生といわれる種類の人は、これといった特技のある人は少なく、口先だけの人が多いため、木から落ちるとただの人になってしまうそうだ。
手馴れた木でも、用心して登らねば、、、、とくに、木から降りるときは
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